白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2009年11月6日金曜日

妻の愛


今日は夜勤明け。

内科二次だったにも関わらず、病棟はわたわたしていました。

脳梗塞後の症候性てんかんの方が物凄い不穏。

看護師の制止を振り払い歩き出す、怒って手を上げる、ご飯の御茶碗をひっくり返す、点滴は抜く。

朝は抑制されていたようなのですが、余計に興奮し両腕に抑制の痣が真っ赤になって残っているのでできない。

歩行もふらふらするのに、困ったことに頻尿もあり、何度も歩き出してしまう・・・

センサーマットを敷いても30分とおかずに鳴ってしまい看護師は全く他の仕事ができない。

夜間帯これは管理が難しい、と日勤が判断し奥さんを呼ぶことに。

いらっしゃった奥さん、申し訳なさそうに私達に頭を下げて、患者さんに「だめでしょ」と怒る。すると患者さん、えへ、って笑って大人しくなり。

凄い。

夜間も付き添うことになり、昨夜は色々な事情(まぁ主にインフルです・・・)があり個室へは移動できず、リカバリールームで他の患者さん達と共に付き添っていただくことに。

医師からもう点滴は終了、眠剤二回まで追加可と言われ眠剤も飲み、患者さんは少し寝たんですがやっぱり何度も起き上がっちゃう。

それに何度も付き合ってあげる奥さん。

一度、奥さんが寝入ってしまっていて声をかけても起きず、代わりに私がトイレ誘導したんですが・・・

帰る途中他の患者さんのところへ行こうとする彼を自室に促すとやっぱり蹴ろうとしたり顔を殴ってきたり。

他の看護師は休憩に入っていて助けがなく、手を離すと倒れてしまいそうで、奥さんに声をかけて何度目かでようやく起きた彼女。

「何してるの、だめでしょ!」と彼女が怒ると、やっぱり患者さん、てへ、って笑ってすぐに静かに。奥さんの誘導でベッドへ。

奥さんが体をさすってあげると、患者さんはすぐに静かに入眠。

いやぁ

凄い。

妻の愛です。

「困ったもんですね・・・」

と溜め息を付く彼女。

時々叱りながら、溜め息をつきながら、それでもとんとんと寝かしつけるその背中には、愛情が溢れている。

けれど朝、医師からは「もう点滴もできるような状況じゃないし、病院も管理が難しいし、慣れないところで様子を見るよりは家へ帰ったほうが良いでしょう」と退院を宣告。

入院してまだ2日目。もともとはもう少し奥さんと会話でき、ADLも自立していたという彼。奥さんは夜の間の状況を見て、顔を曇らせてできればもう3日くらい、と言ったのですが、やっぱり医師の説得で退院に。

医師の言うことは、本当はもっとも。内服に切り替えて自宅療養できるなら退院になるし、こういった方を今のこの救急病棟の状況で看て行くことは難しい。もとのADLから一気に下がったわけでもなく、歩行もなんとかできる状態。問題は付き添わなければいけなくなったことと、やや意思疎通が困難になり呂律不良がUPしてしまったこと。ただリハビリ病院ではないうちの病院でリハビリのためだけに入院はできない。転院してのリハビリ適応かと言われるとそこまででもない。

感情からなら、本当はもう少し入院させて患者さんの様子をみながら今の現状に対する奥さんの心の整理と家の受け入れを整えてから・・・と言ってあげたいのだけれど、この状態で救急で看続けることはできないと自分でもわかっているから、それも進言できない。

難しい。

奥さんは彼を見ながら苦笑して「仕方ないですね」と。

その苦笑にも、彼女の愛が滲んでいる。


私ももし彼が同じ状況になったら、こうやって愛情のこもった苦笑をできるのだろうか。

仕方ない、この人と一緒にいたいと思ったのだから、と、愛情の溜め息をつきながら笑えるだろうか?


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2009年10月31日土曜日

とうとう


とうとう、うちの看護師から新型インフルエンザが出てしまいました。

最初に出たのは呼吸器科の私の後輩。39度もあるのに出勤してしまったらしく・・・そのまま呼吸器にかかりインフルAで帰宅。

翌日、更に同じ呼吸器科の病棟の新人さんが発熱訴えて受診、インフルAで帰宅。

予防接種の前からかかってどうすんのよと呼吸器科の師長はお怒り。

こうなると、同じ病棟の看護師達はざわつき始めます。

何しろ二人とも前日まで普通に日勤してましたから・・・

患者さん達にうつしてないか、自分達は大丈夫か。

そんなこんなのさなか、ようやく医療者の新型インフルエンザ予防接種が始まりました。

でもうちの病院職員全体に対し、ワクチンは1/3程度しか入手できず、インフルと接しやすい呼吸器科・小児科の看護師と医師、救急外来の看護師や研修医に限定して打つそうです。

次はどうするのか。話は一転二転を繰り返しています。二回打つのか一回で済ますのか。他の医療者の分は、患者さん達の分は。

患者さん達に聞かれても、新型インフルの予防接種については私達もなんとも答えようがありません。

しかし本当にはやっているんだなと実感した前回の小児二次夜勤、インフルAの出た子が10人近く・・・。

入院するほど重症な子はいませんでしたが・・・

そして救急病棟にもインフル用に部屋をひとつ空けようとのお達し。

その部屋を使わないですむよう祈りつつ、明日は小児二次の夜勤。

頑張ります・・・


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2009年10月21日水曜日

ワクチン


うちの病院で、季節性インフルエンザワクチンの接種が始まりました。

患者さん達は予約制。驚いた事に、予約が殺到し一日で締め切られたそうです。

私達医療者は来月に接種予定。

新型インフルエンザワクチンについては、まだしっかりとした予定が立っていません。

どれくらい納品できるかもわからない状態で、患者さん達に聞かれてもはっきりと答えられない・・・

先日当院の会議で、インフルエンザに濃厚接触した医療者は病院負担で予防的に薬を開始することになりました(ワクチンとはまた別です)

でも、濃厚接触って、どの程度のことをいうのか・・・。

うちには既に3人くらいインフルAの子供達が入院してきました。

個室隔離、私達はガウン・マスク・手袋着用。

入院したあとはインフルだということがわかっているので上記のような対応ができますが、救急外来ではまだインフルとわかっていない状態でガウンは着ていません。

入院したあとも、あかちゃんだったら抱っこしたりおむつを交換したり・・・

これって濃厚接触?

まだまだ試行錯誤な状態です。

とはいえ私達、誰一人看護師はインフルになっていません。

気力・体力・予防処置徹底の賜物か!?

第一号にならないよう気をつけます・・・


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2009年10月11日日曜日


素敵な天気ですね。

昨日は救急外来二度目の夜勤でした。

二次急ではなかったのですが、ちょうど外科の二次急がどこも設定されておらず、ほとんどの外科の患者さんがうちにまわされてきてしまい・・・結構忙しくなりました。

大抵、患者さん達は皆さん最初に救急外来に電話をしてくれます。

どういう症状で、これから行きますとか、家でみていてもいいものなのか・・・とか。

その時点でこちらの病院に来るとなると、何科になるか自分で判断し、事務に「どういう方が何時くらいに来ます」と伝えておきます。

そうすると、患者さんが来たときに事務が来院の手続きをする際何科で受診か先にわかるのでスムーズに手続きできるんですね。

さて、次の方達は何科でしょう。

もともと上行結腸癌、オペ後で外科でケモフォロー中。今回、発熱と下痢で来院。

 →外科 (ケモで易感染状態からの恐れが大のため)

その発熱と下痢で来た方の付き添いのお孫さん。同じ発熱と下痢で急に受診したいとの事。

 →消化器 (確かにこの症状だけでの受診ならこっち)

物が落ちてきて額を切って出血している

 →脳外 (私は外科かと思いました)

5歳の子供。木のお箸の端っこを齧って食べちゃった。

 →外科 (誤嚥だからだそうです)

ちなみに上の5歳の子、「このまま様子見ていいのでしょうか・・・」という問い合わせだったら、貴方はなんて答えますか?

 →その場で自分が考えて答えるより、迷ったら医師に相談し返答 (クレームの元です)

救急外来、難しいですね・・・

私はまだまだです。


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2009年10月7日水曜日

ディズニー!



ディズニーに行ってきました!

今はハロウィンモード、シーは初のハロウィンでわくわく。

初日がディズニーシー、翌日にディズニーランドへ。


残念ながらランドの日は雨。パレードは中止、乗り物も途中で乗れなくなり・・・。


でもシーではスティッチと写真を撮る事ができて大満足。

仮面も買って怪しいテンションに。


そしてそして、初めてディズニーランドホテル泊まりましたよ~。


エレベーターの案内の声がミッキーだったのにびっくり(友達に言ったら今更だと言われました・・・)。


彼氏が真似してるんじゃないかと思わず何回も口元確認してしまいました。


隠れミッキー探してホテルの隅々をチェック! 写真とりまくり。


シーではアイス2種類、ギョーザドッグ、ソーセージホットドッグ、プラス朝食昼食夕食。


ランドでやはりアイス2個、チーズケーキ、フランボワーズケーキを半分いただき、チュロスを2個。


もちろんプラス朝食昼食夕食。


夜は二日間共にお酒とポテチ・・・ポップコーンは二日間で4種類。


止まりませんね。


帰ってきてから怖くて体重計乗れません。


彼氏は2キロ太っていたそうです・・・


しかしほんと、帰りたくなかった・・・


今日から現実、久し振りの救急外来。


そんなにたくさん来たわけでもないのに、相変わらず動きが鈍く主任に冷たい眼を送られ反省。

仕事はやっぱり、忙しかったり、きつかったり。

時々思い切りへこむこともあるけれど・・・きっと大変なことや、辛いことがあるからこそ、お休みがより大切に感じられるんだろうなぁ。

休日のありがたみを感じつつ。

これからも頑張ります!


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2009年10月2日金曜日

!!


先日入院した、肺結核疑いの方。

夜勤帯でタール便が多量。日勤帯ではうろうろして元気良く不穏だったんですが、徐々に動けなくなり・・・

緊急GFになり、結局大きな胃潰瘍。止血して輸血して、更に元気に。

・・・・・・の、最中。

そのGFの時、私ストレッチャーで内視鏡室へ送りにいったんですが・・・・・・

ふと、彼の頭を見たら。

後頭部。

!?

頭が

はがれてる

 !!  !!  !!

始めて間近で見ました。


 かつら・・・・・・


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・」

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2009年9月26日土曜日

BLS


先日、BLSプロバイダーコースを受講してきました。

AHA(アメリカ心臓協会)が推進する心肺蘇生法のトレーニングで、受講により資格も得られます。

一次救命をBLSコース、更に高度な二次救命をACLS、特に小児に重点を置いた救命をPALSとし、私は今回最初のBLSコースを受講しました(ACLSはBLSの資格がないと受講できません)。

ちなみにうちの主任の一人、救急認定看護師の先輩は全ての資格を取得。二年毎に資格期限が切れて全て毎回取り直しているそうです。

総額は聞けません・・・受講料に教材費、結構高いんですよ。

この資格がなければ心肺蘇生ができないとか、そういったことではないけれど・・・やっぱり、一度しっかりと勉強とトレーニングをしておかないと。今のところまだ救急から移動はなさそうだし(汗)

ひとつの教室に集まり、4人ずつくらいでひとつのチーム、それが6つ。各チームで挨拶をして、一緒に実践も行います。

まずはモニターを見ながら途中でインストラクターが入りマネキンを使いながらみんなで実践。モニター、実践、実技試験。それを成人・小児と行い、最後に一人ずつ成人の実技試験をもう一度。

マネキンさんを使ったのは学生以来だったけど、こんなに人工呼吸し辛かったかな・・・と思いつつ、そして私何回心マしてるんだというくらい、何度も心マ。ほんと、肩も腕も痛くなっちゃいました・・・。

AEDの使い方と、気道内異物の除去の仕方も勉強して実践。

最後は筆記試験。

ちなみに今まで、私が受講した病院ではこのコース、落ちた方は一人だけだそうです。実施試験も筆記試験も追試してくれますから・・・

二人目にならずに帰ってきました。

このBLS、凄く勉強になりました。資格云々ではなく、本当に、CPAが体に染み込むことができる。しっかり学ぶことで自信も少しつきました。

BLSなら、医療者だけでなく一般の方も受講できるので、もし興味のある方は是非行ってみてほしいなと思います。今回は主婦の方も一人来てらっしゃいました。

ちなみに受講料が1万3千円、教材費がプラス6千円だったかな? ポケットマスク付きだったのでよくわかりません・・・

これが実践で活かされる様、日々頑張っていきます!


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2009年9月21日月曜日

シルバーウィーク


世間様はシルバーウィークという大型連休に入りました。

皆さん。

混雑するのは高速だけではありません。

シルバーウィーク初日、9月19日から。

正月かっていうくらいの救急外来の混雑様。

もちろん、入院も相次ぎ、

有り得ないことに

日勤帯で、9人の緊急入院。

・・・皆さん。

それくらい、って思いますか?

この9人、もちろん皆「緊急で」入院が必要な方々。

血小板減少の方、Hb4.3の方、発熱40℃の方、ターミナルの方、イレウス、腹水貯留、気胸。

皆さん。

病棟の日勤者は、二人です。

リーダーしていた私と、メンバーさんもう一人。

二人で、9人。

夜勤帯、18時間で8人の入院の時もありました。でも今回、何度も繰り返しますが・・・

日勤帯。8時間で。9人。

患者さんを入れるためには元々入院している方をそれぞれの科へ移動しなければなりません。

ところがこの日の日責師長・・・上だって忙しいのよと、最初3人しか移動させず、入院でどんどん部屋がなくなっていく。

どーすんのこれ。夜勤で入院する場所がなくなっちゃう。

なので、16時以降に上の病棟に上げたりして・・・

先生達も、外来もぱんぱん、全く病棟にこれず、その日の点滴でさえ入力できず、口頭指示で受ける始末。腹水穿刺にもトロッカー挿入にも来やしない。指示もほとんど入らないまま。

ミスがなかったのが信じられないくらいのどたばた。

久し振りの残業でした・・・

そして昨日の夜勤、不穏の方に怒鳴られ、詰られ、直腸チューブを抜去され。

シルバーウィーク

是非皆さん、健康にお過ごしください・・・


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2009年9月18日金曜日

接遇


先日、うちの病院で接遇研修というのをやりました。

どこからか講師の先生を招いて、仕事のあとに強制参加。

面倒だねと言い合いながら研修室で同じ病棟の人と座っていたら、研修が始まってから「同じ病棟の人と3人以上一緒にならないように」と言われ、大移動。

始まりは大分遅くなり、講師の先生は「始まるのが遅いと帰るのも遅くなりますよ。早く移動して」なんて言われ。

じゃー最初から同じ病棟のスタッフと一緒に座らないように説明しとけ!!

このあたりから周りは剣呑な雰囲気・・・。

最初だけ出て途中で抜け出そうと画策していたら、

グループワーク

の上、各テーブルでディスカッションするために最初に自己紹介。

抜け出せない・・・

その上、テーブルの座った位置で番号をつけられ、講師の方に「では1番の方、意見を言って下さい」なんて番号で指され、更に皆さんの苛々は増大。

どこかでCAの講師もしているというその先生。

病院というものを全く理解していないことがそのお話の内容からわかりました。

「外来の順番が遅い」と文句を言ってくる患者さんにきちんと状況を説明して低姿勢で「お待ちいただけますか」と言えば、絶対に「帰る」なんて言わないそうですよ。

検査室へ行くのに間違えた道を教えられた患者さんがいたら、正しい道を説明するだけでなく一緒に検査室まで行くことで、看護師の忙しさは半減するらしいですよ。

看護師は皆、誰かのために尽くしたい、役に立ちたいと思ったからこの職業を選んだらしいですよ。

・・・・・・

私が呼吸器や泌尿器や耳鼻科の外来を継続看護師としてやっていたときは、どれだけ丁寧に接して説明をしても時間がなければ帰る方はいましたし。

一緒に検査室に行く時間が、私達のこの仕事の中でどれだけ割けるのか、それが最終的に他の看護師の手を煩わせないから他の看護師に余裕ができて仕事が上手く運ぶという説明には納得いきませんし。

私、誰かのためではなく手に職つけて自分一人でも生きていける経済性でこの仕事を選んだし。

全てを言い切るその講師の方に、周りの看護師も白い視線。

皆意外と熱心にアンケート書いていると思ったら、その講師の批判をつらつらと書いていたそうです。

接遇は大切、それは真実。ただ笑顔と丁寧さがあればいいというものじゃない。相手を気遣い相手の立場に立つという事を忘れないように。

特に救急外来をしていると、電話越しや直来の方からは結構手厳しい事を言われます。皆自分達のことでいっぱいいっぱいになっているから当然ですが、私達の一言一言に敏感に反応し、そんなつもりで言ったわけでもないのに「診てくれないって事か」「来るなっていうのか」なんて言われたりする。

そんな時私達の関わりひとつで、患者さんやご家族の対応が変わったりもする。

接遇って本当に大切。

でもこの研修、押し付けがましさが前面に押し出されていて、却って皆の反感を煽ってしまいました。

一番接遇を身につけなきゃいけないような看護師は、こういう研修出ないでさっさと帰りますしね・・・。

あまり意味のない1時間半でした・・・。


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2009年9月12日土曜日

あわわ


今日は雨ですね。

先日の夜勤で可愛らしいおばぁちゃまが入院してきました。

胆のう炎で、嘔吐、それを誤嚥。91歳。

認知症はなく、年相応ということですが・・・

「あー苦しい。あー辛い。来て! 先生来て! あたしゃもー駄目だ。あわわわ」

ずっと独語。

「おぇっ。かーっぺっぺっ」

頑張って唾を吐こうとしています。

気持ち悪い? と尋ねると

「あたしゃ死んじまうよ。こんなに辛かったら死んじゃうよ。死ぬまでそばにいてちょーだいよ。いやいやいっそ殺してよ」

なんて言い始める元気はあり。

いやまだバイタルめちゃくちゃ安定してるし。

ここ殺す場所じゃないし。

とりあえず吐き気止め混注。

「暑ぅい~」

というので布団をバスタオルに変えたら、

「寒ぅい~」

なので布団を半分かけたら、

「暑ぅい~」

・・・・・・どのあたりが一番良いのかちょっとわかんない。

「あー辛い。体が震えるよ。これじゃ死んじゃうよ。あわ、あわわわ」

おばぁちゃま、そうは言うけど熱はない。看護師がそばに来ると手を震わせるけど、いないときは別に震えてないし・・・。

「震えるだけじゃ死なないですよ。血圧もあるし、まだまだ大丈夫ですよ」

「いやもー駄目だ。あたしゃ死ぬためにここに来たのよ。あわわわ・・・あんた注射して。死なせる注射して」

殺人依頼ですか。

本人は至って真剣。こんなに辛いなら死んでしまうと思っています。

いや笑っちゃ駄目なんだけど・・・

かわいい。

それでも夜間帯ぐっすり入眠。また朝暑い寒い、殺してと始まりましたが・・・

ちょっと私達の癒しになったおばぁちゃま。

翌日転棟していきました・・・寂しい。


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2009年9月9日水曜日

重み


ふとした一言、

聞き流せばいいのだろうに

心に重くのしかかることありますか。

きっとそのときの気の持ちようで、

いつもだったら気にならないような事が、凄く気になってしまって


全てはこころの在り方で。

気の持ちよう、

ただ、前向きと後ろ向きの違いなだけ。

いけないいけない。

ちょっと暗くなってしまいました・・・。

明日は夜勤、

後ろ向きにならないように、笑顔で。


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2009年9月4日金曜日

初救急外来夜勤


始めて救急外来の夜勤をしました。

今更か、という感じですが・・・今まではずっと夜勤は救急病棟。外来はまだやったことがありませんでした。

そんな私の初救急外来夜勤、内科二次。

ええ、

17時から24時までに、救急車12台、受けましたよ。夜勤師長。

のんすとっぷです・・・。

どーすんのこれ。救急外来二人でまわして患者さんからの来院相談の電話も受けながら検査もまわしてどーしろっつーの。

ともう一人のリーダーさんと言いながらも、なんとか事故なく順々に診察。

日付が変わるまでに4人が入院、きっと病棟も忙しかったでしょう。

でも0時を過ぎた頃から患者さんはぽつぽつになり、救急車も3台ほどきましたが、CPAとか重症な方はいませんでした。

外来は、色んな人が来ますね。そして色んな電話を受けます。

インフルエンザ濃厚な方とも接触し、自分の身を案じつつ。

とりあえずは、無事終わってほっとしました。

しかし・・・間に2時間休憩とはいえ、18時間立ちっぱなしはさすがに体に堪えます。

今日はゆっくり休みます・・・。


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