白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2009年7月11日

おうちでの出来事


うちに遊びに来ていて、帰るねーと家を出たうちの彼氏が、5分もせずに戻ってきました。

「明らかに認知症っぽい人がうろついてるんだけど。ちょっとヘルプ」

道路に出たところで、あるおばぁさまに声をかけられたそうです。

「ねぇちょっとお兄さん。車呼んでくださる? 帰りたいんだけど」

60~70代の女性の方。

どうしたのか尋ねると、

「帰りたいんだけどわかんなくてねぇ」

おっと。これは。

うちの彼氏も看護師さんです。

痩せて、目がぎょろっとした彼女。そわそわと落ち着きのない感じ。

で、うちに戻ってきたそうです。

「警察届けるべき? 車呼んだほうがいい?」

うーん。

とりあえずその方を見に。

と思ったら、すたすたと歩き始めている彼女。足腰はしっかりされているようです。

途中で立ち止まって、そのまま動かなくなったので、ちょっと声をかけてみました。

「あの、大丈夫ですか?」

ぱっと振り向いて、彼女。

「あらこんばんは。びっくりした。大丈夫。帰るから」

「突然ごめんなさい。大丈夫? おうち、わかりますか?」

「大丈夫。帰るの」

といって荷物の中から取り出したのは、懐中電灯。足元を照らしながらどんどん進んで行っちゃう。

んん。んー。

110番ですかね。

なので、電話。

もしかしたら、自宅を思い出したのかもしれないけれど・・・違ったら、大変だしね。

ということで、到着したおまわりさんと少し話して、彼も帰宅。私も帰宅。

どうなったかな。大丈夫かな。

心配です・・・。


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2009年7月9日

90代の夜


今日も、夜勤明けの都です。

昨日は内科二次。

内科二次では入院がたくさん来るのが通常です。夜のため、日勤帯で転棟させたりして入院患者さんの数を減らしてくれます。

ところが、昨日は意外と最初から患者さんの数が多くて、

おまけに、最初から、メンバーさんの一人を心臓カテーテル検査に持ってかれて、

私一人。20時半まで、寂しくお仕事。

その間に二人の入院。一人は痙攣発作の方で、ちょっと大変。

そして、そして。

99歳のおじぃさまがやってきました。

「あたしゃね、99歳なの! 誕生日は1月31日だよ。来年生きてたらプレゼントちょうだいよ。何、こっちのベッドいくの? 全く老体に鞭打たせるねぇ」

おじぃさま、とってもレベルクリア。ストレッチャーからベッドへの移動も自分でばっちり。

なんて元気なんでしょう。・・・39.8度も熱がありますけど。

SpO2、70台ですけど。

血培の指示をもらって採血をしていると、外来でMRSA検査のため鼻の奥に麺棒つっこまれたのを覚えているようで

「鼻の検査したり、血の検査したり、大変だねぇ」

あら。ほんとクリアな方。

ご家族が言うには、自宅でのADLも自立、排尿の失敗も今まで一度もなかったそうです。

良かったー自立の方で。

・・・なんて、ここで安心してはなりません。

絶対、なる。

なる気がする。

・・・・・・と思って警戒してたら、案の定、なりました。消灯後。

不穏。

「ちょっと! 部屋が違うんじゃないの? 本棚がないじゃない。 え? 入院してるの? あーそうか・・・入院してるのか・・・。・・・・・・ちょっと部屋間違えてんじゃないの!?」

あぁ・・・お口はばっちり達者。というか熱で若干ハイになってます。

入院してることを説明するとそのときは納得。でもすぐにまた「部屋が違う」と繰り返します。

頑張ってベッド柵を乗り越えようと足を柵にかけます。一度は前のめりに倒れそうになっているところを発見、倒れてきたところをキャッチ!

「いやぁ若い子に抱きついてもらえるなんて嬉しいよぉ」

おじぃさま。そりゃセクハラです。

そしてこの方の隣にいた90歳代の急性硬膜下血腫の方が、それに触発されて大騒ぎ。

いつのまにかベッド柵から足を出してそのまま立ちあがろうとしている。

「トイレ行くんだよー」

いやいや。ちょっと。待ちましょうよ。

あなたBa入ってるし。

・・・・・・ていうかそこ引っ張らない!!


あぁ・・・90歳代の不穏パーティー。


あっちが起きればこっちも起きる。

こっちが点滴抜けばこちらは酸素。

うん、酸素ね、してないとね、凄く辛いですから。酸素、自分で外して自分で「苦しい」と叫ぶの、やめましょうよ。

そして大失禁に点滴の脱血に、抜去に、また失禁に。

もう一人のメンバーさんと「私達今夜いったい何回この方達のシーツ交換と更衣をするんでしょう・・・」

一人3回ずつさせていただきましたけどね。

二人ともお薬を使って少し眠りましたが・・・トイレでおきてしまうのが難点。かといって抑制するともっと煽ってしまう感じ。

朝になったら肝性脳症の方と肺炎の方が入院。

そちらにかかっている間にも、彼らのパーティーは続きました。

うん。いやいや。あの。

さすがに、疲れました。

肝性脳症の方は、今にもという危険な状態。血圧はイノバンという薬をMAXで使って頑張って90台。今後の方針が決まらないまま奥さんが帰ろうとして、なんとか引きとめ。

日勤者への申し送りも、なんだかばたばたしてしっかりとできなかった・・・。

恐るべし、90代。

今回の夜勤はおじぃさま二人にやられた感じでした・・・。


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2009年7月6日

連休明けから

連休明けって、どうしてこう仕事に行きたくなくなるもんなんでしょうね・・・。

昨日、夜勤前ずーっとうだうだ「行きたくないー」と言っていた私。

それが祟ったのでしょうか。

最初から患者さんの多い夜勤に。

もう病棟が変わっていないだろうと思っていた例の人工呼吸器の方もまだしっかり乗っていて。

この方は病状が落ち着いているから良いのですが、他の方達はまだまだ急性期。

レベルの悪い方がいれば、レベルが上がって不穏になる方。

整形の腰椎圧迫骨折のおばぁちゃまは、全介助でご飯を食べ、ずーっと喋っていてお話途切れない・・・。

「私はね、フランス製のベッドに寝てたのよ。電動だからあまり動かないでいたら足がむくんでねー。で歯医者さんに行って帰ってきたらもー腰が痛くなってね。この枕硬いのね。私低反発の枕使ってたのよ。このお肉も硬いのね。まー息子達がね、胃は大丈夫だから食べなさいって言うのだけれど、私ほら寝たまんまだからそんなに入らないって言ってね」

さっきも聞きましたそのお話。

その間にも入院が二件。

一人は意識障害という触れ込みできた意識障害のない肺炎のおじぃさま。

うとうとしているだけで、レベルには問題なくほっと一安心。

なんてやってたら

「都さん、カテ」

容赦ないリーダーの一言。

もうすぐ締めの時間なのにー

やりましたよ・・・救急外来の患者さんの心臓カテーテル。

しかも  BIPAP  付けながら。

皆さんBIPAPって知ってます?

詳しく説明すると難しくなるんですが、普段使う人工呼吸器のように気管切開や挿管をしなくても、マスクをすることで使える陽圧換気のことです。

マスクがしっかりと合わないと意味がないし、強制的に思いっきり吹き込まれるのでつけてる方はなれるまで結構辛い。

よく睡眠時無呼吸症候群の方やナルコーシスになりやすい方が夜間につける簡易的なNIPPV、あれの大きいバージョン。

そう、

大きいんですよ・・・

先生達が心臓をモニターするために患者さんが寝た板をスライドさせ、

患者さんの頭側から心臓をはさむようにして造影するC型の機械を、見たい位置に容赦なく回転させます。 

あたる! あたるー! 

「あっごめんね」 「あっまたやっちゃった」

先生! こらっマスクにぶつけないで!!

患者さん、92歳だったんですが・・・ほんと、凄くしっかりされている方で。

マスクにがつがつ機械があたっても眉をそっと顰めるだけで、一生懸命あのBIPAPの押し込み空気にも耐えてくれました。

高齢の方は大抵嫌がって外すんですよね・・・。


心不全疑いだったんですが虚血が強く、やってみたら見事に#3が99%の狭窄。左も二箇所70%ほどの狭窄があったんですが、ステントは#3にだけ入れて、終了後CICUへ入院となりました。

病棟に戻ったのは1時半。2時間かかったようです。


少し休憩し、リーダーさんが次に休憩に入り、朝5時半。

ん? 

救急外来の、さっき来た救急車の患者さんを電子カルテでチェックしていたら、

「入院決定」

先生のプログレスノートに書かれた文字。

その下の入院決定オーダー。

・・・そうですね、うちですね。まだ5時半なんですもんね。

カルテを見ると、血液ガスデータ、pCO2、値振り切り。

あっ・・・ナルコーシスですね。振り切っちゃいましたか。そりゃ入院ですね。

まだこちらに連絡は来てなかったけれど慌てて入院準備して、他の患者さんの検温に回っていたら、ストレッチャーの音。

いやいや。

連絡しましょうよ。

・・・なんていってる場合ではなかったみたい。患者さん、SpO2が70%台。

そして今夜2回目のBIPAP・・・

でもBIPAPを装着したらSpO2も戻ってきて、患者さんも目を少しあけ頷くことができるようになりました。

少しほっとして、一緒にいた奥さんも嬉しそうに患者さんに声をかけて。

他の方の検温にまわり、あの腰椎圧迫骨折の方に捕まり、不穏の方を宥め、レスピの方の注入をし、合間にBIPAPの方を見に行き。

食事が来たな、と思ってナースステーションで顔を上げたら

ん?

BIPAPの方のモニター。

なんだか・・・

SpO2はさっきと同じ。血圧も120台。でも、HRがさっきより頑張ってる感じじゃない?

モニターの呼吸回数はあまり当てにならないけれど、なんだかさっきより頑張ってる感じじゃない?

なので患者さんのとこ行ったら、

下顎呼吸、になってました。

慌てて当直医コール。その患者さんの主治医は一番偉い先生。今回の入院ではしっかりとDNRの話はしておらず、脈もまだ100台で血圧もあるならその主治医の先生が来てから、と言う当直医の先生。

いやいや。ちょっとこの感じ、9時までもつかなという感じですよ。

・・・なんて電話している間にSpO2がまた70台へ。

渋っていた当直医に現状を伝えて、来てもらってご家族にお話してもらい。

結果DNRに。

BIPAPの設定も少し換えてもらい、SpO2は90台へ。

一度帰るというご家族を申し訳ないけれど引き止めて、

8時半にリーダーが申し送りをしている最中、腰椎圧迫骨折の方の食事介助。

介助している間も、BIPAPの方が気になって気が気じゃありませんでした・・・。

でもナースステーションに戻ったら、バイタルは少し安定していてほっと一安心。

なんとか無事全部の仕事を終えて、カンファレンスルームで本日の夜勤者で「疲れたねー」と少しうだうだし、

9時半頃にカンファレンスルームを出たら

あっ

主治医の先生。

来てくれたんだ、と胸をなでおろしたら、先生が持っている紙

 「死亡診断書」

30分の間に、SpO2が下がり、血圧が下がり。先に呼吸が止まったようでした。

ご家族を引き止めてよかった。

奥さんは、入院してからずっと患者さんのそばで足をさすってました。

当直医の先生からDNRについて話されても、あまり理解されていない様子で、私達看護師からも何度も説明していました。

息子さん二人と、娘さんと、奥さん。

4人に見守られて、亡くなった患者さん。

朝、BIPAPをつけて少しだけ目を開けて、頷いたりもできたのに・・・。

でもそのとき、奥さんが一緒にいられて、良かった。

ご冥福をお祈りします。


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2009年7月3日

沖縄旅行





さてぇ

沖縄旅行前日から38℃の熱を出した都さん。

抗生剤と解熱剤を飲んで、少し調子が良かったので沖縄についてから首里城を回り。

さて、国際通りへ行くかというところで、また体がふわふわと。

あ、

これは。

ということで、また38,5℃の発熱・・・。

薬を飲んで、1日目はその後ホテルで缶詰めして終了しました。( 'ノω') 

さて何で看護師さんは受診もせずに抗生剤なんて持ってるのでしょう。

それは秘密です。

・・・なんて、ちゃんと自分が前受診してもらって残っていた抗生剤ですよ。

でも安静と薬のおかげで2日目からは復活!

美ら海水族館行って、今帰仁城跡行って、ホテルでゆっくり。

3日目は万座毛行って残波岬行って、調子乗ってビーチで泳いでしまいました(〃^∇^)o 

日焼け止め二度塗りしてもこんがりになってしまった沖縄の陽射し・・・侮れません。。

しかし沖縄、何食べても美味しいですね~。

1日目はさすがに食欲なかったんですが、2日目からソーキそばにサーターアンダギーにアグーにゴーヤちゃんぷるにアイス、アイス、アイス。

熱出してたと思えないほどめちゃくちゃ食べてました( ̄▽ ̄)ノ

帰ってきてからも熱は出ず、良かった良かったと思ってたんですが・・・

熱とは別に。

なんでしょう。

この赤いぽつぽつは。

痒いんですけど・・・。

お腹周辺と、右腕に発赤が∑( ゚ω ゚ノ)ノ

日焼けのせい? それとも食べ物? ベッドのシーツ??

旅行だとどれが原因なんだか( ̄_ ̄);

でも、昨日より少し引いてきました。

最初の勤務は明後日の夜勤。

それまでに治るかな・・・


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2009年7月2日

ただいま!


先ほど、沖縄から帰ってきました。

楽しかったぁ!!

でも・・・ちょっと大変だった・・・

私、行く前日。

なんだか喉が痛いなぁ、体がふわふわするなぁと思ったら

38.6℃の発熱。

・・・・・・ ∑( ゚ ω ゚ノ )ノ !?

えぇえ~!? このタイミングで!?

自分にドン引きなんですけど・・・・・・_| ̄\〇

でも楽しみにしている相方のためにも、キャンセルするわけにもいかない。

抗生剤と解熱剤もってれっつらごー。

一日目はやっぱり38℃くらいまで出て、ホテルで安静にしてましたが・・・

翌日からは解熱して、動き回れるようになりました☆L(´▽`L )

今も熱はなく元気♪

でもちょっと別問題が・・・

とはいえ、ちょっと疲労困憊なので、少し休んできます・・・


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・・

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2009年6月27日

明日から。


今日は、救急病棟にしては珍しく続いた日勤リーダーの4日目、最終日。

11人の患者さんのうち1人退院、6人転棟、3人入院。

午前中のうちに転棟する方がしっかり決まっていればよかったんですが、行くはずの人がいけなかったり、行かない人が転棟することになったり。

なんだかばたばたしてしまいました。

そして夜勤リーダーはとっても苦手なMさん。

案の定、いろいろ突っ込まれました。

なので、若干へこむ私。

しかし。

明日からは、ちょっと早めの夏休み。

明後日から、3泊4日の沖縄旅行に行ってきます!!

美ら海水族館行って、万座毛行って、ビーチ行って、泳いできます♪

・・・というお休み前にMさんに色々突っ込まれ、なんとなく後味悪い・・・

大きな失敗なかったかな・・・

・・・・・・

いかん!

また後ろ向きになっている!!

明日からお休み、満喫してきます♪


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2009年6月22日

SAH

今日はアンギオ室でした。

午前中に2件、PTAシャントの介助に付き、午後に脳アンギオ1件。

15時には手が空いたので病棟へ。

ところが病棟もシーツ交換などを終えると大分手があく状態に。

こんなときくらいしかできないので、サマリーを書いていたら。

あれ?

一緒に病棟手伝いにきた人がさっきから見当たらない。

あれ。

もしかして。

と救急外来を覗いたら、案の定。

レベル300のくも膜下出血の女性が来ていて、プラス大勢の外来患者さんたちが。

ヘルプのもう一人の男の人が頑張ってバルーンを入れているけど、入らない。

一緒に介助してBaを入れ、医師がその間にマーゲンを入れる。

そこから吸引すると、出るわ出るわ。残渣物、痰。

レベルは上がってこず、鼾様の呼吸に。

患者さんは50代前半。外で高校生くらいの息子さんが膝を抱えていました。

呼吸がどんどん危うくなっていく。

医師が「まずいね」と冷静に呟きました。

「挿管チューブ、7.5cmで用意して」

当然ですね。挿管することになりました。

ところが、とにかく無意識に歯で噛む。チューブも喉頭鏡も先生の手も噛んじゃう。

セデーションをかけ、少し治まったところで素早く挿管。

この脳外の先生、実は私の主治医。いやぁ貴方にかかるなら私安心です。

自発はなんとか出ていて、酸素化もまずまず。ジャクソンにつなぎSICUへ運びました。

ふと時計を見たら、17時半。

救急外来に来て1時間があっという間でした。

やっぱり、挿管中の介助、もたつくこともありました。

次にどんな行動をとればいいのか。すぐに動けるよう、もっと経験をつんでいきたいな。


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2009年6月16日

さて、

今日は夜勤明けです。

とても凄まじい夜でした。

まず、17時半。

前回の、SIMVに戻した人工呼吸器の方。気管切開の手術から戻ってきました。

もう一度呼吸器につないで、バイタル測って、更に他の患者さんに食事を配って、をやっている間に入院2名の連絡。

あらあらと思っていたらすでに連れてこられている入院患者。

あらあらあらと思ってると今度は救急外来で産婦人科外来へ一人介助に出なければいけないとヘルプコール。

こちらもヘルプが欲しい~と思いつつ救急外来へお手伝いに。

その間にももう一人入院。

あら血糖23ですか。ていうか23て。

50%Gl早くー

更に、その産婦人科で処置した女性が入院となり、

そうこうしている間に何故か夜勤帯での予約入院(夜勤帯に予約って、有り得ない・・・)が透析を終えて入院。

ちょっと待ってちょっと待って。人工呼吸器の人大丈夫?

おっと気管切開したとこから出血。ガーゼ交換。体の向きを変えつつ。

あらあら、もう一人の重症患者さんたらSpO2下がってる。

吸引、体位変換、酸素変更。

おっともう一人入院ですか。

あらあら不穏ですか。

参りましたねー。

えっ。

もう一人入院ですか。

うーん個室希望か・・・あと一部屋しかなくなるんだけどな。

あら病院大嫌いなんですか。89歳まで一度もかかってことないなんて凄いですね。

・・・・・・あら。1時間前に外来で入れたという尿道カテーテルから、既に2000ml流出してますけど。

血圧はまぁ大丈夫ですか。

いやいや。点滴やだって言われても。

先生説得してー

ていうか4時間で3700mlもお小水出てますけど。

せんせーちょっとー

あーレスピが呼んでるー

あー不穏さんが叫んでるー

私も叫びたいなぁ・・・


17時半から夜中0時までに入院患者、7人。

朝の9時まで夜勤通して7、8人の入院は経験ありますが、日付変わる前にこれだけ来たのは初めてです。

ADL自立の方は、そのうち1人。

定時で上がれたのが奇跡です。

内科二次、嫌い・・・


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2009年6月9日

自発


今、うちに人工呼吸器をつけた方がいます。

CPAで搬送され、救急外来で挿管。救急病棟へそのまま来ました。

既に入院10日目。うちの病棟でこれだけいる人も結構めずらしい。

先週末、モードをCPAPへ切り替えられる程自発呼吸も出てきて、本当だったら昨日吹流しに変えて今日当たり抜管しようと話していたんですが・・・

金曜CPAPでちょうど良かったのに、土日、とにかく低分時換気量でアラームが鳴る。

一回換気量はそんなに低くないのですが、一時的な小さい自発呼吸を拾って分時を低く計算してしまいアラームが。

かといって、分時換気量のアラーム設定は4.5。これ以上低くしたらリークしたときに危険・・・。

なので、当直医に相談しながらも設定はそのまま土日過ごし、昨日、主治医に相談。

やはり抜管は難しいという話になり、今週あたり気管切開の方向でご家族に話が行きました。

気管切開してからゆっくりウィーニングを考えると。

設定も、SIMVへ変更。

そしたら、

CPAPで頑張って自分で呼吸していたのに、どんどん自発が小さくなっていく。

呼吸器の補助換気ばかりで自発はほんの少しに。

このままじゃ完璧にレスピに乗っちゃう。

気切する方だから、今無理に頑張る必要はないけれど・・・

なんだか見ていて切ないくらい、自発呼吸の分時換気量は4→3→2→1へと。

土日頑張って疲れてしまったのでしょうか・・・。

アラームは鳴らないけど、自発は下がって、なんだか悲しい。

患者さんは、レベル300。痛覚刺激にも反応しない方。

皆頑張ってケアして、挿管チューブのテープでの皮膚トラブルもなく、デクもなし。

しばらくしたらきっと別の病棟に上がってしまうんだろうけど・・・気切して、いずれウィーニングできたらいいな。


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2009年6月2日

疲れているのでしょうか。

最近、変に涙もろくなってきました。

映画のCMだけで泣ける。

あの『60歳のラブレター』とか。

『余命一ヶ月の花嫁』はタイトルが出ただけで泣けるという・・・。

別に何がどうというわけでもないのに、ケンタの子供が泣いてるCMでも泣けてしまったり・・・。

仕舞いには特にファンというわけでもない草薙君の復活Liveを見ながら泣ける始末。

疲れているのでしょうか。

かといって、毒も吐く私。

いや~困ったものですね・・・。

元気な穏やかな心が一番です。


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2009年5月28日

頑張れ男の子


さて、

うちに新人はいませんが、彼氏のいる病棟には男の新人君が来たようです。

どうやら現役ではなく年齢は24歳。遠目で見たことがありますが、ちょっと締まりのない感じ。

いつもにやにやしているそうです(失礼)

そんな彼、

先日、突然号泣したそうです。

突然。

受け持っていた患者さんが転倒したそうで、主任に「じゃぁ師長に報告しに行こうか」と言われた途端。

大号泣。

別に主任、彼を責めたわけじゃありません。

看護師ならわかる方が多いと思いますが、転倒は全てを防ぐことはできません。予測不可能なときだってあって、そのときも彼の責任というわけではなかったようです。

なのですが・・・。

遅出で出勤したうちの彼氏。男同士なのだからと突然彼の慰め役に抜擢。

「えっ? えっ? なんで? いやまぁそういうときもあるさぁ」

焦ってとりあえず彼をなだめて。

ちょうどお昼時、休憩交代で看護師の人数半分、ご飯を配り食事介助もしなきゃならない。

そんなときに一人号泣、頼みの綱はそのフォロー。

きっとびっくりしちゃったんだろうねー。なんて・・・

残念ながら温かい目で見守ってくれる程、看護師は看護師に優しくありません・・・。

その後の新人君への風当たりは更に厳しいものになったとか。

しかし

私だったら、ちょっとドン引きかも・・・。

うーんやっぱり私もちょっとやな先輩なのかな。

泣きたくなることはたくさんあるでしょう。先輩にしかられたり患者さんにしかられたり。

仕事中に泣くなというのも、今までの経験からすれば難しいこともわかってます。

でも

今回の理由って

・・・・・・

さすがに・・・どうなの、男の子。

もうちょっと頑張りましょう・・・。


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2009年5月21日

インフルエンザ


今、世間はインフルエンザの話題が絶えません。

拡大の速さは、本当に怖い。

既に、うちの病院でもマスクは備蓄のみになっています。

病院の売店も、小売の高価なマスクが少量残っているのみ。

自動販売機でも売っていたんですが、もう追加補充はないそうです。

患者さんが病院に来ても、マスクは手に入らない状態。

看護師達も毎日病院のマスクを使って仕事をしていますが、以前のように少し汚れたからといってすぐ交換、というわけにはいかなくなってきました。

先日救急外来の担当をしたときも、来ました。インフル疑い。

直接病院に来てしまった方なのですが、インフルの症状が濃厚。更に、最近阪神戦を見に行って関西方面の人達に揉まれてきたとか。

先に患者さんに保健所に電話してもらい、こちらの病院にかかっても良いという確認をとってもらってから、診察しました。

とはいえ、他の患者さん達と一緒に待たせるわけにもいかず、検査結果がでるまで自分の車で待機してもらいました。

結局、検査結果は陰性でほっとしたんですが・・・それ以外でも、この数日で問い合わせの電話が多く鳴るようになりました。

感染者が出ていなかった間、テレビと会社の上層部は騒いでいましたが「まーうちには出てないしねー」とほとんど傍観者&他人事だったという日本人。

それが今回感染者が出始めて、日本は他国から騒ぎすぎとも言われています。

海外でマスクをしている人達はあまりいないようで、その代わり手洗いうがいをする。

確かに、かかったとしてもたぶんこれだけ騒がれているので早めに気付き早めに受診するでしょう。そうすればほとんどの方は軽快に向かいます。

高齢だったり持病があったりする方は危険ですが・・・。

他国に騒ぎすぎと言われようが、予防は大切。

更に、もし自分がかかっていたとしたら、周りに感染させる危険もありますし・・・。

ネットオークションでは、マスクが10倍の値段で売られている始末。

そのうち、こういう病気への恐怖心につけこんで変な商売まで始まりそうです。


インフルエンザが流行し始めたときに何故マスクの会社の株を買わなかったのか。

うちの看護師達はそんな不謹慎な事を話しています・・・。


そしてとうとう、近くの市民病院が今日から発熱外来を始めました。

これが、13時までに60人が殺到という状態。

うちでも、もうすぐ発熱テントを開始する予定を立てています。

でも、この発熱テント。全くもって非現実的。

外にテントを張り、インフル疑いの患者さん達に対して病院の中に入る前にインフルの簡易検査を行うというものなのですが・・・

外は非衛生的。かつ、無防備。

結果が出るまでどこで待つのか。上で書いた患者さんみたいに、皆が皆、車で来院するわけじゃない。
もうすぐ季節は梅雨。雨が降ったらどうするのか。みんな病院の中に入って検査結果を待つのでは。

更にその発熱テント。いったい誰が働くのか?

ぎりぎりです。うちの病院の看護師。

どこも手が足りない状態で、公休さえも全員取りきれていない状態で、これ以上どこに人出を出せる余裕があるのでしょーか。

そして、新型とはいえ毒性は弱いこのインフルエンザ。医療者からみれば、よほど脱水だとか症状が重くない限り通常のインフル同様、タミフルかリレンザ処方で自宅で療養というのが基本。

今は日本は原則入院にしているようですが、今後自宅療養になる方も出てくるでしょう。

その説明に、患者さんやご家族が納得するとは思えません。

うちに感染病棟はありません。個室だってほとんど空いてない。そんな中で、入院適応な方が出たら。或いは、適応ではなくても入院を強く希望する方が出たら。

「新型」=未知という恐怖は、パニックを起こす引き金になります。

もしそばで「怖いわねー」とか一緒に話しながら検査結果を待っていた隣の人がインフル陽性だったら・・・。


それでも地域中核病院、急性期総合医療を担う総合病院として、発熱外来に準じた対応をしなければいけないという方針を打ち出したうちの病院。

このインフルエンザは、どこまで影響をばらまくのか・・・。


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