白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2008年10月13日月曜日

できないひと


こんにちは。都です。

今日は夜勤明け。

ミス連発の夜勤でした。


ドクターコールの指標もきちんと書いてあるのに、私はそのぎりぎりの状態にある患者さんをしばらく「まだ大丈夫だろう」と判断してリーダーに報告せずにいました。

リーダーもモニターを見ていて、何も言わなかったので「大丈夫だろう」と思って。

でも結局しばらくして「この人ずっとこの値だけど」とリーダーに言われ。

経過を話し。

「大丈夫だろう」ではなく、すぐに報告して相談するべきことでしょうと言われました。

しばらく二人で様子を見ましたが、徐々に値は悪化して、結局医師を呼ぶことに。

でも私は休憩に入る時間になってしまって・・・リーダーに「あとはやっておくから休憩に入って」とカンファレンスルームに引っ込められました。

でも

眠れない

休めるわけない

先生が来た足音がして、リーダーが何かを話している。

結局早めに休憩を切り上げて出てきました。

医師が色々指示をくれて、患者さんは若干持ち直していました。

その後、リーダーさんに色々細かく指摘され、

朝も色々な指摘を受け、

後輩達にまで「終わりますか」「大丈夫ですか」と言われ


帰り、以前同じ病棟で働いたことのある先輩と一緒になって、色々話して、

閉鎖前の病棟の師長にも偶然あって、3人で話していたら

なんだかぼろぼろ涙が出てきました


もう、病棟が変わって一月。

慣れないせいなんて、言い訳になりません。


でもやっぱり「脳腫瘍の人はちょっとおかしくなったら一気に全然わかんなくなるから」とか
「抑制しないと脳腫瘍の人はどう動くかわかんないよ」とか
落ち着かない患者さんに対してだけど、そう言われると・・・


だけどそれが全ての原因にはならない。

そんなこと理由に、ミスしといてでも自分の状況もわかってなんて。

私の脳腫瘍なんて患者さんには関係ない。

看護師なんだから、

プロなんだから。


だけどなんだか・・・

師長や先輩に、我慢してたこと、少し話して、

少し楽になったような気がして

でも家に帰ったら、ひとりでまたぼろぼろ泣いて。


今日は疲れてしまいました。


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