怖さ
今日は夜勤明けでした。
受け持ちは重症な方4名。夜勤入りですぐに1名入院を取り、日付が変わる直前にもうひとり入院をとりました。
受け持ったにんずうは、あわせてたったの6人。
なのに物凄い忙しさでした。
リーダーさんが途中救急外来に行ってしまい、夜勤はほとんどひとり。
不穏で二人に点滴自己抜針され、血液汚染したシーツを総取り替え。更衣させて、点滴を入れて。
当直医でないはずの医師が夜中の4時まで居座り指示をだし、話しかけてきて。
例のS医師ですね。
こいつ、久々に私をイラッとさせました。
だって14時に来棟した患者さん、入院させたの、23時ですよ!?
付き添った娘さんはぐったり。
そして18時に入院させた患者さんの指示を、夜中の2時に出す。
発熱してるって報告してるのに。
挙句、15時判定のツ反がどうだったのか確認したら、まだやっていないとそれも夜中の2時に。
しかもそれ、担当医のせいにしました。
まそれはともかく。
夜勤、入院もとって、リーダーさんが結構焦らせる方だったのもあって、とにかく落ち着かず、ペースが戻らず。
リーダーに報告したかったのに、朝まで報告いらないと言われ(大きなことはもちろん報告しましたが)
朝になって、車椅子でトイレまで行ったりしていた患者さんが急に状態悪化し、バイパップを装着することになり。
12誘導をひとりでとったことのない私に叱責が飛び。
患者さんにNGチューブを抜かれ。
最後にはCVを抜かれ。
例のS医師には怒られ。
とにかく本当に、
救急って、・・・・・・
今回の夜勤で、なんだか今までにない恐怖を味わいました。
冗談ではなく、
忙しいからと見逃される小さなサインが、本当にその後を分ける。
例えばナースステーションのモニターに外れている波形が出る。
それを、ただ外れているだけと後回しにするか、しないか。
患者さんが不穏で、酸素を何回も外す。
それを「またか」と溜め息を付いてもう一度装着しなおすか、抑制の強化をするか。
モニターでaf波形がでていて頻脈。もともとafもちだからとそのままにするのか、医師に一応の報告をしておくか。
きっとそれは救急に関わらず、他の病棟でも同じことなんだろうけど、救急は凡ミスがその後の患者さんの生命を左右することもある。
そんな恐怖を今回の夜勤で強く感じました。
感受性を高めなければ、やってはいけない。
それを救急の恐怖ではなく、救急の面白さとして受け止めることができないと。
私にそれができるのかな。
まだ、これから。
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ラベル: 看護師
2 件のコメント:
はじめまして。
小児科で看護師してるりりといいます。
すごい夜勤ですね。怖いです。
救急ってとっても怖いし大変そう。
すごいなと思います。
<りりさん
初めまして!
救急の夜勤だと、小児2次のときは小児科の子も入ってきます。
私は小児科の経験が新人の頃半年しかなくて…思い出しながらやってました。
ご両親との関係性や、不安がる子供への対応とか、小児科の看護師さん凄いとおもいます!
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