白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2008年3月17日月曜日

60代男性、今のはやり

さて。

今日は日勤だったんですが、患者さんは受け持たずに、フリー業務をしていました。

あれですね。


雑用&お手伝い


・・・いえいえそんな。誰も嫌とは言ってませんよ。嫌とは・・・

朝から搬送、搬送、入院を取り、搬送、CV挿入介助、入院、透析出し、搬送。

まーとにかく座る暇なく動き回ってました。

で、途中、大腸鏡におりた患者さんのお迎えに行ったんです。

この方、60歳代男性。認知症あり。

入院当初は大分はっちゃけちゃって、点滴抜針、転倒、酸素外すetc・・・

最近はちょっと落ち着いてきて、会話はかみ合わないにしろ静かに過ごしてらっしゃいました。

なのに下血が始まり、先週は胃カメラ。
今週は大腸鏡ということで、内視鏡室へ搬送されていったんです。

彼、とにかく暴れまわった経過があるので、つなぎを着ていました。

つなぎといっても、工事現場の人たちが着るようなやつじゃないですよ。
簡単には脱げないようにしてある、いわゆる抑制着の事・・・。

当然、彼には脱ぐことができません。

お迎えに行ったときも、ちょうど内視鏡室の怖~い看護師さんが一生懸命着せているところでした。

「お待たせしました。ご気分悪くないですか?」

「おっ、なんだーあんた誰だ!?」

「病棟の看護婦ですよ。さっき会ったじゃないですか」

「そーだっけか!? よぉ、この服どうすりゃ脱げるんだ??」

「ん~検査終わったし、脱がずに着ましょうよ」

「そっか着るのかぁ。この服、脱ぐのが難しいんだ。さすが今はやりの服だな!」

・・・・・・。

はやってるの? 抑制着が???

「今時の服は違うなぁ! 凄いなぁ!」

患者さんは一人で感心。

私と内視鏡室の怖~い看護師さんは、二人で爆笑・・・。

いやぁちょっと、忙しくて苛々していた気持ちが和みました。


抑制着はやったら困っちゃう・・・。不穏にはならないでね! れっつランキングぅ☆
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2 件のコメント:

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2008年3月19日 0:34  
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2008年3月23日 21:37  

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