白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2008年2月19日火曜日

退院調整

こんばんは。

今日は、委員会での発表会でした。

私は継続看護委員会に入っています。

継続看護を退院調整という視点から、二年間にわたってやってきました。

委員会の発表なんて、皆興味ないかなと思ったら結構人が集まってて・・・ちょっと緊張しました。

マイク持つのにトラウマもあるので(>人<)


退院調整・・・皆さん、どう感じます? 
難しい? 関係ない? 他の看護師がやってる? 

師長や主任、リーダーナースが行っているところが多いようですよね。
部署によっては、全く関係ないところも。

だって産科や小児科、循環器とか、めったに退院調整を必要としないところもある。

大抵、内科や脳外科とかが多いですよね。あとは整形外科とか??

うちは呼吸器内科なので、結構みんな苦労しています。介護保険、訪問看護、退院指導、施設を探してエトセトラ。

皆さん、「退院調整始めよう!」って思うのってどういうときですか?

看護師の直感や、経験で、患者さんの状態見ながら「あれっ」て思うこと、よくありますよね。

「この人家に帰れるのかな?」
「施設の方がよさそう」
「ヘルパーとか訪問看護が必要じゃないか・・・」

そこから退院調整が始まることもある。

看護師の経験や直感って、ほんと凄く大切!

・・・ただ、そこから始まると・・・

介護保険がとれてなかったり。
施設を探して待っている間にどんどん状態が悪くなって帰る機会を逃したり。

人それぞれで違う経験、違う直感。
最悪な場合、退院の話がでたところで家族に「施設を探そうと思ってたんです」と言われてみたり・・・。

前の病棟ではこれが良くありました。
なので、今回の委員会で、
直感とか経験に関わらず、客観的に退院調整を捉えるひとつのツールを作成したんです。

ただ、私が作ったのは、スクリーニングのようなもの。
入院時に退院に関する情報をとってアセスメントすることで、退院調整が必要かどうかを入院時に判断するっていうもの。

これ、結構導入が難しくて・・・。
入院時に退院のこと聞くって、皆から反発もありました。
忙しいときに更に余計な手間ができるとか。

でもでも、入院時に退院の情報とるって、凄く大切なこと。
介護保険をとれてなかったら促すこともできる。患者さんやご家族に、退院後は自宅で大丈夫か尋ねることで、施設を考えているのかだとかが早い時期からわかる。

もちろん、患者さんにもご家族にも、入院時から一緒に退院に向けて考えていきましょうって説明をします。

このツール、実は2年前に看護研究で、前の病棟の主任と二人で一番最初の原案となるツールを作成したのを元に、アンケート重ねて、修正重ねて、やっとできたもの。
全病棟で使えるよう、師長会議にもかけていただいて、了承を得られました☆L(´▽`L )

凄く思い入れのあるもので、できればみんなに使ってもらって、なんとか退院調整の役にたたせたい・・・

今回の発表では、作成までの段階でしたが、もう実際使い始めているところもあります。
他の病棟は結構受け入れ良好。
うちの病棟は・・・どうなるかなぁ・・・。

できるだけ、受け入れてもらえますように!!


うまくいきますように・・・。 ↓クリックいただけると嬉しい!↓
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3 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

はじめまして! 
退院調整って、難しそうですね・・・。一般人からはよくわからないけど・・・。がんばってください!

2008年2月22日 17:21  
Blogger  さんは書きました...

裕香さん>
初めまして! 結構大変です…。今回作ったものでそれが少しでもよくなればいいんですが…。コメントありがとうございます!

2008年2月26日 16:36  
Blogger Unknown さんは書きました...

はじめまして退院調整で現在悩んでいる
看護師です
どうか意見をください
当院は退院調整のプロセスがしっかりと構築されておらず、退院調整は退院が決まってから行なっています
問題点が多すぎてどこからやっていいのか悩んでいます
何かいい方法があれば教えてください

2010年4月27日 6:09  

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