あなたのためを思って…
さてさて。お酒飲んで少しずつ浮上している都です。
先日、夜勤で点滴を4人ほどに抜かれた話を書きました。
そのうちの一人。
可愛らしいおばぁちゃまがいます。
90歳台なんですが、認知症は酷くなく、パーキンソンもあるので、どうしても手が震えちゃう。
そして声も震えちゃう。
「ぁあたしし、ごご飯がた食べたたくくてて・・・」
ご飯時になると声を震わせながら言います。
ご飯食べるときも、自分で食べるんですが・・・
カチカチカチカチ
どうしても、スプーンとお皿がかちかちしてしまう。
お手伝いしようと手を伸ばすと・・・
「だ大丈夫・・・一人で食べられます・・・」
と声を震わせてにっこり。
看護婦さんは忙しいんだから、手間をかけさせるわけにはいきません、と何度も彼女は繰り返します。
いや、心配なんだけど・・・(゚_゚i)
でもなんとか彼女、自分で食べて
「ぉおぃしかった・・・」
とやっぱりにっこり。
可愛い・・・(´ ▽`) きゃ
・・・とはいえ、そんな彼女もこの間の夜勤はちょっと頑張って不穏になってました。
夜中、ラウンドしていると・・・
オムツだけ残し、全裸になった彼女が・・・∑(゜ロ゜) ぎゃ
案の定、左腕に入っていた点滴が・・・ない・・・。
「○○さん、点滴抜いちゃったの?」
「はい・・・抜ぃた・・・」
認めたな・・・( ̄‐ ̄);
「どうして抜いたんですか? 痛かった?」
仕方ないと思いつつ、どうしてもこの言葉は口に出ちゃいます。
なんで抜いちゃったのー( ´ノд`);
そしたら彼女。
「夜だから、抜いてぉかなぃととぉ思って・・・貴方のために・・・」
・・・・・・。
なるほど・・・夜は点滴を抜くと言うストーリーが彼女の中に。
そして自分が点滴を抜けば、看護師の仕事を減らすことができるという、彼女なりの思いやりが・・・!!!
ありがとう! ありがとう私のために!!
・・・・・・って
素直には喜べませんから・・・_l ̄l○
毎回看護師に迷惑をかけてはいけないと、彼女なりに私達を思ってのこと。
怒るに怒れません・・・。
悪気があってじゃないから、もともと怒っちゃいけないですけどね・・・
とはいえ、さすがに4人目。ちょっと悲しかったです・・・(_ _lll)
でも彼女の笑顔に徐々に浮上♪
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ラベル: 看護師
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