さよなら
今朝、私の大切な患者さんが亡くなりました。
付き添っていた奥さんと、駆けつけた娘さん達に看取られて。
日勤だった彼が連絡をくれ、お迎えまでに白衣に着替えて、最後の顔を見ることが出来ました。
家で連絡をもらって、病院に行って、着替えている間、実感がわかなくて、
病棟に上がったとき、ロビーにいたご家族を見たら、急に。
そして既に綺麗にしてもらった彼の顔を見たら、そのまま、涙が止まらなくなった。
私は家族じゃない。
ただの看護師。
彼の顔を見て、ただ涙が。
何かを思い出すことも、何かを考えることもできずに。
ほんとなら、プロなら、涙なんか。私なんてただの看護師で、ご家族の過ごしたこの何十年という月日に比べたら、私なんて。
大切な患者さんでした。大切で、大好きで。
穏やかな顔で、両手を組んで。
きっとこの最後の日々、ご家族と一緒に、それはきっと、穏やかに。
そうであったことを願って、
さよならを。
どうか安らかに。
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ラベル: 看護師
2 件のコメント:
都さんこんにちは
その患者さんのご冥福をお祈りいたします。都さんあなたは優しい人です。職業上の立場もあると思いますが、あるがままに。
ところでわたくしごとですが、先日お見合いをしました。相手は11歳下の28歳。(犯罪)すごく優しい人で、お話していてわたしのほうはすぐノックダウンされました。休日明けにご返事いただけるようなのですが、どきどきです。あとは野となれ山となれ。
今階段をつえなしで上り下りできるようになりました。病院ではいつもはげましのお言葉をもらっております。あたしはもとに戻ります。
神風さん>
お久し振りです。
28歳…! 凄いですね。そろそろお返事が来る頃でしょうか? うまくいくと良いですね♪
日々、あるがままに、これからも。
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