白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2009年3月16日月曜日

父親2


さて、

お見舞い行ってきました。

案の定、糖尿病だというのに食べ物を買って来いという親父。

ぶつぶつ言われましたが、何も買わずに行きました。

聞けば血糖、200から300台・・・。

看護師さん怒っちゃいますよっ。

そして、足。

右足の、小指はもう黒く壊死している状態でした。

足首あたりまで発赤が広がっていて、右下肢は左の1,5倍に腫れてました。

それでもひょこひょこ歩く親父。

医師から直接は聞いていないけど、なんとか骨までは達していないようで、このまま抗生剤で様子を見てみるそうです。

もしオペするとしても、多分指を何本かですむだろうと。

少し安心しましたが・・・。

6人部屋にも関わらず大きな声で話すわ、携帯を使おうとするわ、自分がどれだけ凄い仕事をしているのか聞かせようとするわ。

真剣な問いにも下手な冗談で一人で笑う。

自分が同じ部屋だったら、「いやだな」と思う類の父親。

同室者の方々とスタッフさん達に申し訳なく・・・。

自分の父親を「恥ずかしい」なんて思いたくないけれど・・・。

ちょっと話をして帰ってきました。

切らずにすめばいいなと思う反面、しっかりと治るなら切ったほうが、とも思ったり。

患者さんや家族の方は、こうやって悩むんだな、と思いながら帰りました。

まだ、どうなるか決まったわけではないし。

どうか良い方向へ向かいますように。


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