白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2007年7月9日月曜日

採血と患者さん


先日、ある患者さんの採血をしました。
その患者さんは、化学療法で何度も入退院を繰り返している方で、病院慣れしている人なんですが・・・。

Ns 「それじゃ採血をしますね。腕を見せてください」

Pt 「この間ねぇ、ここは失敗されたのよ。こっちがいいわ。いつも良く血管出るの」

    ↑明らかに血管出ていないところを指差す ∑(゚ω゚ノ)ノ

Ns 「うーん・・・今日は血管出てないみたい。こっちの方が良さそうですよ」

Pt 「えぇ? でもそこは前にされたけど駄目だったのよ。ここがいいってば」

Ns 「 (いや絶対ここ無理だって・・・)
   今日はね、あまり血管浮いてないのでそこは失敗しちゃうと思います。
   こっちの方が確実にとれますよ」

Pt 「大丈夫よォ、こっちが確実よ!」 (*☆▽<)


・・・そのリクエストにはお答えできません【#・∀・】!!


とも言えず。
どうしてもいつもの場所がいいということで刺してみたけど、やっぱり血が引けてこず・・・結局、促していたところで取りました。

Pt 「あら~、おかしいねぇいつもこっちでとってたのに・・・。
   採血されすぎて血管なくなっちゃったかしら」

なんて患者さんは笑って肩を竦めてましたが・・・。


前に失敗しても別の日は良く血管浮いてることもあるし、採血されすぎて血管が硬くなってしまい採血し辛くなることだってあります。

何度も刺すのは患者さんに申し訳ないし、確実なところを選択したいんですが・・・。
新人さんは患者さんの「左腕がいい」「そっちの血管はやだ」「こっちがいいよ」などの言葉で、刺すべき血管を定められず困ってしまうようです。

患者さんにとってはアドバイスのつもりが、看護師側としては時に困ってしまうこともしばしば・・・(_ _);

さすがにまったく血管が見当たらないときは、看護師の方から「いつもどこで刺してますか?」と聞いたりしますが。

でも確かに、看護師が「いける!」と思ったところでできず、患者さんが言うところでできる、ということもあります。

いくらベテランの先輩でも、調子悪いときはほんと全滅のときだってありますしね・・・。


採血一発命中、頑張っていきたいと思います ( ̄人 ̄)ゞ!


そして針刺しには注意☆ 
  http://blog.with2.net/link.php?469768

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2 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

看護師さんって、ひょっとすると皆さん腕にくっきりと血管が出ているのでは、ないでしょうか? 相当な仕事量ですからね。
それが、私の運動量の多い方と少ない方の見分け方です。医学的にも理に適っていると思いますが、如何でしょうか。
都さんも腕には、血管が当然出ていますよね。出ていないとしたら管理職かな? 

2007年7月15日 14:48  
Blogger  さんは書きました...

コメントありがとうございます! 
マーさんの仰る通り、看護師で血管太い人、多いですよ~。管理職でも、長年現場を経てからなる方が多いので、皆さん血管は隆々としています。私の血管も、駆血帯いらないくらいです。
ただ、中には細い看護師もいます。
病棟の先輩の中にも、細~い方が。その人は仕事量が少ないとか、動かないとかいうわけではないので、もともとの体質のようです。
体質や仕事内容、その日の天気でも、血管の出具合は違うようです。私の血管も日によっては消えてしまったり…(驚)
どんな日の患者さんでも、一発で血管取れるよう、頑張っていきたいと思います(汗)

2007年7月16日 9:16  

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