白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2007年10月4日木曜日

おじちゃん


こんばんは。

今日はちょっと病院関係の用事を済ませていました。
そうしたら、昼過ぎに姉からメールが。


『おじちゃんが心筋梗塞起こしたって』


おじちゃん、というのは、母の兄。

家が近くて、子供の頃からよく泊まりに行っていました。
彼は独身。

もう60歳もすぎて、一人で暮らすのは・・・と、母が一緒に暮らすことを決意して、2年ほど前から同居。

そうして、去年の12月。
父が家に帰ったら、彼が床に倒れていたそうです。
脳血管の病気で。

年末に入院し、幸いなことに命まではとられなかったけれど、左半身麻痺になり。

不明瞭な部分はあるけれど、ちゃんと話すこともできて。
数日後、介助されながら、食事もできるようになり。
3ヵ月後、その病院の隣のリハビリ施設へ。

最初車椅子に乗るにも全介助が必要だったけれど、リハビリ頑張って、なんとか自分で移乗できるようになって。
食事も、自分でできるようになって。

時々お見舞いに行って、すぐ近くの公園へ車椅子で一緒に。
遊んでいる子供や、散歩している犬を見て、笑って。
近くに寄ってくる鳩にパンをあげて、母に怒られて。

状態も落ち着いていて、この間行ったときは、笑顔だった。
私のことも、ちゃんと覚えてて、名前を呼んでくれた。


煙草を吸い、酒を好み、陽気で、楽しいおじちゃん。


手術をして、明日には集中治療室を出るのだと、電話に出た母は言いました。

連休中だからお見舞い行けるよ。電話口でそう言うと、

大丈夫。土日に親戚が来るから、そのときに皆で会おう。大勢で行っても大丈夫みたいだから。
でも、来るならみんな、もうちょっと元気なときにくれば良かったのにね。車椅子に乗ってたときに。

12月に倒れても一度も見舞いに来なかった親戚達をそう言って、母は苦笑しました。


子供の頃から知っていた彼が、半身麻痺になって、
最初に面会したときは、看護師をしているくせにやっぱり凄く、ショックでした。
その前遊びに行ったときは、歩いて、普通に話して。
なのに。
次に会ったとき、彼はベッドで横になって、モニターをつけて、私のこともわからず、オムツをして、ナースステーションの一番近い部屋で。

そんな彼が、頑張って、頑張って、ようやく落ち着いて、なのにまた。



すぐにお見舞いに行きたいけど・・・・・・
手術が終わって間もないから。

少し時間を空けて。


おじちゃんを、お見舞いに。


http://blog.with2.net/link.php?469768


3 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

そうなんだ…。
連休中、あまり気は安まらないかもしれないけど…せっかくもらった休みだから、おじさんも心配しつつ、遊べるときは遊んで、できるだけゆったり過ごせるといいね。
元気出して! おじさん、よくなってるといいですね!

2007年10月4日 9:20  
Anonymous 匿名 さんは書きました...

都さんこんにちは。なんと書いたらよいか・・・。でもおじさんはきっとよくなります。きっと。

2007年10月6日 15:24  
Blogger  さんは書きました...

<かおるさん
七連休、複雑だったけど、でもきちんと休ませてもらいました。
ありがとう!

<神風さん
ありがとうございます!
ものすごく心配したけど、お見舞いに行ってちょっと元気そうで安心しました。このまま良くなっていくといいなぁ…

2007年10月10日 12:47  

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