診療報酬ってなぁに??
↑ 友人から、聞かれました。
私はまだまだ勉強不足で、色々御幣があるかもしれませんが・・・
うちの病院に限定すると・・・うちは急性期中核病院。
急性期入院医療の包括評価として、診断群別支払い方式=「DPC」という診療報酬の取り方を扱っています。
定額払い、ですね。
ひとつの病気につき、どーんと入院費が決まっていて、何泊何日、という退院の目処もついている。
もちろん病状によって入院日数が変わることも。リハビリや手術、胃カメラなどは出来高計算ですし、入院期間が延びることも早まることもあります。
でも入院が長くなるほど、1日あたりの診療報酬の点数は安くなっちゃう。つまり、医療保険から病院に支払われる金額は減額。病院にとっては損、というわけですね。
でも、病状によって行う治療も検査も薬も違うのに、どうして包括払いの仕方にしてしまうのか??
「出来高払い」の問題点は、個人の診療行為(検査や、薬など)に細か~く対応できるけれど、過剰診療にもなりやすかったりすること。
運営コストや医療の質、効率性からいっても、いまいちきちんと反映されていなかったり。
経済面からみれば、この公的医療保険から無駄な医療費を減らしていける大切な査定の仕方。
無駄な検査・薬を省くためにも「包括払い」へ。病院の荒稼ぎも防げるます。
ただ、必要な検査などが却ってできなくなるのではないか・・・という意見もあるようです。
まだまだ私も、よくわからないのですが・・・
医療制度って、難しい。
患者さんのためにも、医療者のためにもなれば一番。
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ラベル: 看護師
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