SAH
今日はアンギオ室でした。
午前中に2件、PTAシャントの介助に付き、午後に脳アンギオ1件。
15時には手が空いたので病棟へ。
ところが病棟もシーツ交換などを終えると大分手があく状態に。
こんなときくらいしかできないので、サマリーを書いていたら。
あれ?
一緒に病棟手伝いにきた人がさっきから見当たらない。
あれ。
もしかして。
と救急外来を覗いたら、案の定。
レベル300のくも膜下出血の女性が来ていて、プラス大勢の外来患者さんたちが。
ヘルプのもう一人の男の人が頑張ってバルーンを入れているけど、入らない。
一緒に介助してBaを入れ、医師がその間にマーゲンを入れる。
そこから吸引すると、出るわ出るわ。残渣物、痰。
レベルは上がってこず、鼾様の呼吸に。
患者さんは50代前半。外で高校生くらいの息子さんが膝を抱えていました。
呼吸がどんどん危うくなっていく。
医師が「まずいね」と冷静に呟きました。
「挿管チューブ、7.5cmで用意して」
当然ですね。挿管することになりました。
ところが、とにかく無意識に歯で噛む。チューブも喉頭鏡も先生の手も噛んじゃう。
セデーションをかけ、少し治まったところで素早く挿管。
この脳外の先生、実は私の主治医。いやぁ貴方にかかるなら私安心です。
自発はなんとか出ていて、酸素化もまずまず。ジャクソンにつなぎSICUへ運びました。
ふと時計を見たら、17時半。
救急外来に来て1時間があっという間でした。
やっぱり、挿管中の介助、もたつくこともありました。
次にどんな行動をとればいいのか。すぐに動けるよう、もっと経験をつんでいきたいな。
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ラベル: 看護師
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