母と叔父
昨日は夜勤明けでした。
明けで少しだけ寝て、そのまま実家の川崎へ。
今、実家には70歳になる母方の叔父がいます。
彼は独身。3年くらい前から母が一緒に暮らしていました。
2年前に脳梗塞を起こして左麻痺に。病院と施設を行き来していましたが・・・やはり、それではお金ももたない・・・。
なので、考えた末、母が引き取って介護することに。
母は元準看護師で今はヘルパーをしているので、介護保険で色々まかなって仕事をしながらおじさんの介護。
一人で、かなり大変だったでしょう。私も時々顔を出しますが、仕事をして、帰ってきたら叔父の介護。
毎日、毎日介護。
疲れもあるでしょう・・・休みの日以外にヘルパーを入れているので、休日も叔父の介護をして、どこかに出かけるのもままならない。
大好きな山登りだけは行きたいといって、時々ショートステイを利用しています。
そして今日から、富士山へ。
叔父はショートステイへ行くのですが、どうしても、出発日がかぶってしまう。
なので、母が朝早くに出て私がその後スティ先へ叔父を連れて行くことに。
久し振りに会った叔父はとってもにこにこ。
母は自分でできることはさせる主義なので、本当に必要最小限のことしかしません。
ベッドから車椅子への移乗も、着替えも、食事も、トイレ介助も、ゆっくりゆっくり叔父がやるのを見守って、できないところがあったら手を出します。
叔父は甘えたさんなので、時々できることも「できないよ」なんて言ったりしますが、母が「頑張って、できるでしょ」と言うとしぶしぶ自分でやります。
ちょっと厳しいかもしれませんが・・・でも、これって愛情がなきゃできないことだと思います。
だってこちらが手を出したほうが早いしスムーズ。
苛々しながら待つより、よほど簡単。
でもそしたら、すぐに叔父は何もできなくなります。絶えず誰かの手がそばになきゃ暮らせなくなる。
かわいそうだからと手を差し伸べるのが、愛情なのか。すぐに手伝うことは優しさなのか。
ゆっくりやるのを待てるのは、愛情。手を出さないのも愛情。
母と叔父をみてそう思いました。
無事ショートステイ先へ叔父を送って、帰るときの寂しそうな表情に後ろ髪を引かれつつ・・・。
とりあえず、落石にあわずに無事母が帰って来れますように。
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ラベル: 日常
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