白衣の独り言
良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。
反面教師
皆さん。看護師は、慈愛にあふれた優しい人が多いと思いますか?きっと、もう働いている看護師さん達は、首を横に振る人が多いかと。少なくとも、うちの救急看護師さん達は。研修医の指示を一からダメだしする先輩。「なんでこうしたの? これする意味は? 患者さんはなんて言ってんの?」後輩を叱る先輩。「なんで先生に確認しないわけ? 大丈夫って思ったの? あんたどれだけ頭いいの?」患者さんを叱る先輩。「点滴抜いちゃだめって言ったでしょ! またシーツも服も着替えて痛い思いするのあなたでしょ!?」患者さんの家族を叱る先輩。「オムツちゃんと交換してあげて、体の向きも変えてあげないと全身悪くなっちゃうんですよ。ヘルパーさんは入れてないんですか? 介護保険まだ申請してないの?」そして相手のいないところで悪口を言う先輩。「あの医者ほんとやること遅いよすぐにオーダーも出さないし馬鹿じゃないの!?」「あの子ほんとできないよねー。動かないしプライドだけは高いし、ほんと今時の子って困るよね。聞けば教えて貰えると思ってんの。自分で調べろっつーの」「あそこんち一週間一回も顔出さないし、あっ来たと思ったらすーぐ帰っちゃうし」「うちはホテルじゃないっつーの! あたしゃお手伝いさんじゃないっつーの!」まだまだ。こんなもんじゃございませんよ。中には賛同できる事もなきにしもあらずですが・・・だからといって言葉に出していいのかというとね。やっぱり、人生、あまり争うことなく行きたいじゃないですか。思っても、言い方はあります。うちには反面教師がいっぱい。もちろん、こういう人ばかりじゃないので、そこはあしからず。彼らの言葉に耐えて、真似はせず、学んでいきましょう。 ↓ 皆さんの元気なブログへ ↓http://blog.with2.net/link.php?469768・ラベル: 看護師
わかれのとき
3月は別れのとき。大好きだった先生達も、今月末で多くの方が転勤になってしまいます。看護師も異動はありますが、病院内がほとんど。けど、医師は医局務めだと3,4年で病院を異動になるひとが多いんです。寂しくなるなぁ。いろんな科のいろんな先生達と出会って。良い先生もいれば、あまりかかりたくない・・・と思う先生もいたりして。でも、やっぱり・・・寂しいなぁ。そして、一緒に研究をしてきた大好きだった主任さんも、今年度で退職に。以前から体力的に疲労が重なって、近くの老健へ転職するそうです。寂しくなるな・・・。大好きだった人達。でも、会おうと思えば、また会える。そして4月は出会いの時。寂しいだけじゃ、ありませんように。 ↓ 皆さんの元気なブログへ ↓http://blog.with2.net/link.php?469768・ラベル: 看護師
父親2
さて、お見舞い行ってきました。案の定、糖尿病だというのに食べ物を買って来いという親父。ぶつぶつ言われましたが、何も買わずに行きました。聞けば血糖、200から300台・・・。看護師さん怒っちゃいますよっ。そして、足。右足の、小指はもう黒く壊死している状態でした。足首あたりまで発赤が広がっていて、右下肢は左の1,5倍に腫れてました。それでもひょこひょこ歩く親父。医師から直接は聞いていないけど、なんとか骨までは達していないようで、このまま抗生剤で様子を見てみるそうです。もしオペするとしても、多分指を何本かですむだろうと。少し安心しましたが・・・。6人部屋にも関わらず大きな声で話すわ、携帯を使おうとするわ、自分がどれだけ凄い仕事をしているのか聞かせようとするわ。真剣な問いにも下手な冗談で一人で笑う。自分が同じ部屋だったら、「いやだな」と思う類の父親。同室者の方々とスタッフさん達に申し訳なく・・・。自分の父親を「恥ずかしい」なんて思いたくないけれど・・・。ちょっと話をして帰ってきました。切らずにすめばいいなと思う反面、しっかりと治るなら切ったほうが、とも思ったり。患者さんや家族の方は、こうやって悩むんだな、と思いながら帰りました。まだ、どうなるか決まったわけではないし。どうか良い方向へ向かいますように。 ↓ 皆さんの元気なブログへ ↓http://blog.with2.net/link.php?469768・ラベル: 日常
父親
ただいま夜勤真っ最中。入りからやっぱり4人入院してそのときはばたばたしましたが、今は静か。久し振りです。最近何か憑いてるんじゃないのってくらい毎回忙しかったので・・・。3日間に2人、お見送りしたりね・・・。ところで、うちの父親が入院しました。もともと糖尿病があって、眼もほとんど見えずに事故を起こすくらい。ところがこれまた頑固な人で、病院に行きたがらず行って薬をもらってもきちんと飲みもしない。母と一緒に暮らしているんですが、一週間前から足を痛がり始め。筋肉痛かな? と母は思っていたそうです。ところが、4日前ちらっとお風呂に入る前の足を見てみたら。見事に。爪がぼろぼろになって、穴も開いている状態。びっくりして、嫌がる父をひきずり病院へ。蜂窩織炎になってました。すぐの入院を勧められたのに、出ました頑固親父。どうしても仕事をひと段落つけなければいけないと、毎日通院、消毒、点滴。昨日ようやく仕事が落ち着いて、入院しました。少し様子を見て、もしかしたら手術するかもしれないと昨日母から電話で連絡が。正直、あまり良い父親と呼べるような人ではなく、自業自得だと思う半面、やはり心配になって。糖尿病で、蜂窩織炎で、手術。そう聞くと、どうしても「アンプタ」という言葉が頭をよぎります。どうしよう。そんなことになったら。母も、准看護師をしていて今はヘルパーの仕事をしているから、ある程度の知識はあります。でも、今はまだわからない段階だからと笑顔で話します。私は実際に足を見てもいないのに、とにかく不安になってしまって・・・。今日、夜勤が終わったら、シャワーを浴びて少し寝て、お見舞いに行ってこようと思います。
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のんすとっぷ
さて本日も夜勤明け わかりますね?わかりますよね?のんすとっぷです。今日は私がリーダーでした。17時から申し送りを受けて、17時半には、夜勤師長からこれから1人入院が来るとの宣告が。その1人がいつの間にか4人に増え。いやいや。4人て。あの、うち、病棟看護師2人なんですけど。人工呼吸器、2人いるんですけど。食事も配って介助もしなきゃなんですけど。といいつつ入院が来て、捌いているうちに既に20時。落ち着かない、記録もできていない。そんなとき。あれ?さっきまで脈が90台だった人工呼吸器の方が70台なんですけど。血圧、40台なんですけど。家族に電話をかけて15分くらいで来られるという返事をもらって、5分後。脈、ゼロなんですけど!!!もう一度、ご家族に電話をして。奥さんには看取られなかったけれど・・・息子さんが付き添っていて看取られたのが、患者さんにとって不幸中の幸いだったのかもしません。その方は50代後半。まだ、お若い方でした。医師を呼んで、家族が来て、お見送りをして。いる最中に。これから3人、入院するとの宣告が。・・・・・・いやぁあの日付変わるし記録全然だし毎回一気に入院させるの、やめてくれませんかなんて泣き言は救急患者さんには通用しませんから・・・3人、入院。うち一人、入院後に痙攣。ようやく落ち着いたのは4時頃・・・少しだけ仮眠をとって、朝のバイタルチェック。に回っている間にこれから入院が一人来ますと夜勤師長。あーもう朝の7時半ですけどー合計、8人。入院しました。疲れました。でも褒めて!! 定時にちゃんと上がれたんですよー!メンバーさんと協力して、救急外来の看護師さんも手伝ってくれて、無事に。よかったぁ・・・でも家に帰ったら、そういえばなくなった方の人工呼吸器をME室に返していないとか、今日退院の人のサマリーを書くの忘れたとか、色々思い出してしまいましたが・・・でもなんとか、この夜勤を乗り越えられて良かった。今日はゆっくり休みます。 ↓ 皆さんの元気なブログへ ↓http://blog.with2.net/link.php?469768・ラベル: 看護師
ノンストップ
3月になりましたね。今日も私は夜勤明けです。驚きです。17時から、朝10時まで。休めたのは、夕食を食べた午前2時、10分間。ノンストップ。ノンストップです。救急車なりっぱなし。患者さん暴れすぎ。日付変わる頃には、救急病棟だというのに満床に。もう入院が入らなくなってしまいました。最後の入院は、人工呼吸器と大家族つき。個室もないので申し訳ないけどリカバリーに入ってもらい・・・受け持ったのはリーダーさんでしたが、家族も心配で色々看護師に聞いてくることが多く、大変そうでした。私ももともといた人工呼吸器の方を受け持っていましたが、低一回換気量アラームがなりっぱなし。一度はCPAPに持っていったんですが、自発呼吸が弱くてSIMVに変更・・・PEEPもPSもかけてるんですが、やっぱりアラーム。医師に報告しようとしたらリーダーに「日勤でも同じだったから今日はもうこのままの設定でいこう」と言われてしまい・・・医師も救急車でいっぱいいっぱいだったので、結局そのまま。でも朝になったらそのアラームも鳴らなくなりました。しかし・・・初めてです。こんなに忙しかったの。ご飯に行く暇もなく日付超えて、いつもなら2時間の休憩もなし。もちろんリーダーさんも同じ。へろへろになって帰りました。疲労。今日はゆっくり休みます・・・。 ↓ 皆さんの元気なブログへ ↓http://blog.with2.net/link.php?469768・ラベル: 看護師