白衣の独り言

良いことも悪いことも、人生には必要みたい。それでもやっぱりできるだけ、悪いことは少なめであって欲しいから、みんな頑張っているんだね。

2007年9月27日木曜日

お仕事


こんばんは。

朝更新したばかりなんですが、明日夜勤で夜更かし中なので( ̄▽ ̄);

先日、オーストラリアにいる知人からメールをいただきました。

以前通っていた英会話教室の先生で、今はホームステイして向こうの大学に通っています(日本人の方です)

異動の話を私がメールして、そのお返事でした。

そのメールを読んでいて、思いました。

やっぱり、仕事はしなきゃいけないもんです。

まぁ、仕事しなくても生きてける人はいるかもしれませんが、少なくとも私はまだ独身で、親もお金持ちじゃないしパトロンがいるわけでもないし、自分の生活費は自分で稼がなきゃなりません。

生きるためには、お金が必要。
お金を得るには、仕事が必要。

どうせしなくちゃいけない仕事なら、興味のある仕事を。
好きな仕事を。


「自分の好きなことであれば、多少嫌なことがあってもきっと続けられるはず」


先生のメールにはそう書いてありました。


好きなことを仕事にして嫌なことがあったら、その「好きなこと」自体が嫌になりそうで、仕事とは別にする人も中にはいると思います。

だけどやっぱり、やるからには。


私は、看護師になった理由、生活のためでした。


うちはほんとに、お金持ちじゃないと言うか普通のレベル以下だったので、高校を出たら家を出て働くのがルールでした。
だから高校でバイトしてお金貯めて、就職のつもりで高2まですごしてました。
学校の先生から学費の高くない看護学校を勧められて、準看だった母に相談して、私が学費出すのを交換条件に家から学校に通わせてもらうことをOKされて。

母は準看だったけれど随分前に辞めていて看護師時代の話も聞いたことほとんどなかったから、先生に言われるまで全く看護師の道を考えたことなかった。

だけど流れで看護師になって。

周りに「看護師って辛いよ、きついよ、昔から憧れてたとかそんな理由でもなく、なんとなく流れで看護師になって、すぐやめたくなるよ」って言われて、でも私は生活のためなら頑張れると思ってました。

だけどね。

生活のために仕事するけど、生活のためだったら我慢できるけど、やっぱり。
やるからには、楽しくなきゃ。


もともと看護師が好きだったわけじゃなかった。

でもね、看護師が、結構好きになったんです。


最初は楽しいって思える余裕ないほど大変だった。
先輩からは怒られてばかりだったし、患者さんが苦しんでるのに何もできなくて、みんなの前で泣いてしまったり家に帰って泣いたり、一ヶ月間病院の夢を見続けたり。
先輩が怖くて聞きたいことを聞けなかったり、どうして自分はこんなにできないんだろうって思ったり。

そうやって6年がすぎて。

少しずつ環境に、仕事に、人に慣れて、

患者さんと話をして、話を聞いて、笑って、悩んで、へこんで、看護して。

お看取りをして。



辛いけど、大変だけど、厳しい世界だけれど。
この仕事、なんだかんだいって結構好きだなって、思えるようになってきたんです。



まだまだ悩むことはたくさんあるし、理不尽なことだってあるし、心底「こんなのやってられっか~辞めてやる~!」って思うことだって結構あります。

それでも続けているのは、何故なのか。

その理由もわかってて、私達は毎日愚痴を言いあいながら仕事をする。


だから私はまだまだきっと、大丈夫。

だって生活かかってる上に、好きな事までかかってるんだもの。

へこむときはとことんへこんで、それでまたそのうち、浮上して。

愚痴りながらでも、最後に笑えれば、いいんです。


 やるからには、楽しまなきゃね!


でもお給料下がったら辞めちゃうよ☆ れっつらんきんぐ!
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2007年9月26日水曜日

新キャラ


おはようございます。

今日は寒いですね・・・。ようやく秋らしくなりました。

昨日はリーダー最終日。看護師の異動に向けてうちの病棟の患者をどんどん減らしていく、という看護部長の言葉はやはり軽い冗談だったらしく、昨日は合計5人の入院がやってきました


その5人のうち、緊急入院で昼間に入院してきた一人の患者さん・・・。

もともと精神科の病院に入院していた方で、ストレッチャーで姉夫婦とやってきました。

何を聞いても、

「・・・・・・・・・・・・」

目はこちらを向くんですが、何も喋りません。体も微動だにせず。

統合失調症があるからまぁそんなもんか、と昼間は油断していたんです。


ところが私が休憩から戻ると先輩が・・・

「都さん、あの人だめだよ、ベッドの上に起き上がるし降りようとするし点滴抜こうとするし


・・・・・・やっぱりそっち系か・・・(o´Å`);


ベッドはナースステーションから一番近い位置にして壁にくっつけ、隣にもベッドをくっつけて置いて転倒転落防止。

先生が家族に電話して抑制の同意書を取る予定が、つながらず。

そうこうしてると、

「都さん・・・・・・あの人・・・・・・バルーン抜いちゃいました・・・・・・」


 ・・・・・・∑(゜ロ゜)!?


バルーンって、尿道カテーテル。
尿道に入れて、中に風船ふくらませて止めるの。
抜くときはちゃんとその風船しぼませないと、尿道を風船が通ることになるの。
それってかなり痛いの。
それを・・・・・・


えぇ!? 抜いたの!? 痛くないの!?


と患者さんのとこに行ったら、案の定。血だらけ

患者さん、細々とシーツで血をとんとんと叩いてとろうとしてる・・・( ̄_ ̄);
いやいや・・・ちょっと可愛いけども・・・

困ったねぇ。

先生に連絡して不穏時の指示出してもらって、患者さんは車椅子に乗ってナースステーションへ。

ナースステーションに来た彼は物珍しそうに周囲をきょろきょろと見渡して、更に物珍しそうに引き出し引いて中の物を一生懸命取ろうとする・・・ 駄目ですよ。

更に看護師いようがいまいが、車椅子から立ち上がろうとする・・・ 駄目だったら!


昨日の夜勤は相当大変だったでしょう。

私は明日夜勤。

まだ彼いるだろうなぁ・・・・・・。


異動先も決まってちょっと一段落。新しいとこ行っても頑張ります! レッツランキングぅ♪
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2007年9月24日月曜日

皆、さすがです



こんにちは。

前回は思いのほかコメントで彼氏ネタに食いつきがあり…(゚_゚;)

なので後ろ姿だけ公開(* ̄ー ̄*)

8月にディズニー行ってきたんです。

さて、今のうちの病棟は皆さんやる気ナッシング。

仕事はきちんとしてるけど、ナースステーションやカンファレンスルームで話すことと言えば病棟からの異動のことばかり・・・。

そんな中私は4日勤中。

んなの話を毎日聞いて、なんだか段々諦めが入ってきました。

上に言いたいことはみんな意向調査に書いて、新しい病棟で一から。

私はずっと混合病棟でやってきて、単科をやりたいと思いつつ結局毎回自分から異動希望出す勇気も
なく、ここまで来ました。

そういう流され派の私には、異動もちょうどいい機会なのかなと。

中には辞めて新しい職場を探すという看護師もいるし、何かの転機にはなるはず。

今まで何もかも押し通してきた看護部長の考えにも、私達の反抗が少しはストッパーになるかなぁと・・・


・・・いや、ならないか・・・(_ _lll) 誰もあの部長は止められない・・・


仕方ない、だけじゃ終わらせられないことですから。

かに決定は変えられないけど、みんな、言いたいことはきちんと言わせてもらおうと意向調査にがつがつ書いています。

この病棟に異動になるかわかるまで、あと一週間かかる様子。そのすぐ一週間後には、異動先の病棟で働きだす・・・。

どこの病院も人事異動は3日前くらいに知らされて面接だってしないのよ、それを今までしてたんだからうちの病院は皆さんに本当に優しいんです、という看護部長の言葉。ほんとなのかな・・・。


りあえず

々も、不安も、焦燥感も、カンファレンスルームに押し込んで、患者さんには皆笑顔で接してます。


うちのスタッフ達は、皆プロだ!


写真、気付いた方・・・本人には言わないでね☆ 知らせてないので( ̄▽ ̄);
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2007年9月22日土曜日

不条理


こんばんは。

またも不眠状態の都です。

眠いのに眠れないのって、嫌ですね・・・。

眠れないと彼氏にメールして、「そんなこと言われても・・・」と返信されて、冗談だろうとは思いつつなんかさらに自分の不眠が嫌になりました。

けど確かに、ここ数日何度か「眠い、でも眠れない」って彼氏に言ってたので、毎回聞いてる彼にしたら「そんなこと言われても」ですよね・・・解決策が欲しいわけじゃなく、ただ聞いてほしかっただけなんだけど・・・

早くちゃんと眠れるようになりたいなぁ・・・なんだか彼氏に迷惑かけてる気がする・・・


それはおいといて、今日は泌尿器の先生の送別会でした(セクハラじゃないほうね)。

その先生、とても仕事のできる先生で、私は結構好きだったんですが。
解雇、という形になっていました。

理由は救急外来ともめたかとか、外線電話に出ないとか、泌尿器受診希望の患者を受け入れないとか、見ない、嫌だと言ったりしたようです。

けど私達からみたら、それなりに理由がなければ怒ったり嫌がったりしない、患者さんにはほんと丁寧に接する先生。

時間外に受診を無理に組み込まれたり、処置に呼ばれたのに準備が全くできていなかったりとか、そういう先生側の理由もあったようなのですが・・・結局査問会にかけられ、解雇になってしまいました。

でもそれを言ったら、他の先生達だって同じような人たくさんいます。
医師Bなんて電話に出ないし約束の時間に来ないし(すぐ行くって言って来たの2時間後だし)亡くなった患者さんとその家族を7時間も待たせるし(これにはほんと皆怒りました)看護師だの女医だの手を出しまくってるし。そういえば夏休みも噂になってる女医と一緒にとってた。

そういう人達は野放しで、きちんと理由がなきゃ怒らない泌尿器のその先生が解雇なんて、ちょっと酷い。
まぁ査問会にかけられるほどだから、違う理由もあったのかもしれませんが・・・

全くもって不条理・・・。


さて、さらに不条理なことにうちの病棟の看護師達、別の病棟にばらまかれることになりました
新人さんも顔引きつってました。
 

まぁ色々理由はあったんですが・・・


全くもって不条理・・・


さてどこの病棟行かされるやら・・・今日も日勤頑張ります・・・
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2007年9月17日月曜日

待っててくれる

先日、ある患者さんを看取りました。

その患者さんは、化学療法のために去年からずっと入退院を繰り返していて、歩いてる頃から知ってる方でした。

初めて入院してきたとき、まだ一番奥の大部屋で、彼は冗談を言ったり軽く看護師にセクハラしてにやっと笑ったり。

4人部屋にいたのは、みんな同じ疾患の人達。
みんな、癌で、化学療法をしていて、自分の病気も告知されていました。
ただ知らないのは、余命。

同じ疾患だから、仲良くもなるし、何より明るい人が多くて、いつも奥部屋はにぎやかでした。

退院しても、お互い入院していることを知っていたらお見舞いにきたり、外来に来ると病棟まで上がってきて「あの人今入院してる? 元気?」と聞いてみたり。

本当は他の患者さんのことを話してはいけないんですが、最初私達も「元気みたいですよ」くらいのことを話していました。


そのうち、仲の良かった四人の一人が、状態悪くなり。

「みんなにこんなの見せたら悪いしねぇ」

と苦笑して、面会を断るように看護師に頼んできました。

お見舞いに来る3人に、それとなく「ちょっと体調が悪いから・・・」と面会を断っているうち、彼らも気付いたようでした。

その人が亡くなったとき。
ちょうど彼も、同じ病棟に入院していて。

しきりに「あの人どうなの?」「まだ大丈夫?」と聞いてくる彼に、私達は最初言葉を濁していました。

何度も聞く彼に、「退院しましたよ」と、ある看護師が答えたそうです。

彼はそれから何も聞かなくなりました。

つい先日まで、面会も断られるほど状態が悪くて。
そんな人が、「退院した」と。
誰だって、元気になって退院したとは思わないでしょう。


「きっと、天国で俺のこと待っててくれてるよ」

しばらくして私が受け持ったとき、彼はそう言って微笑みました。


強いひとです。
私だったら、怖くて仕方なくなる。

自分と同じ疾患。同じ時期に、同じ部屋で同じ治療をし、同じように冗談を言って笑い合っていた。

自分はいつ、どうなるのか。


そんな彼が、車椅子で入院してきたのは、先月。

ついこの間、外来で見かけたときは、まだ杖も使わず歩いてた。

入院して、臥床している時間が長くなり、トイレまで行くにも看護師に付き添ってもらうようになり、尿器になり。痛みに麻薬の貼り薬を使い。

冗談半分でしていたセクハラもしなくなり、最初見られていたあの皮肉な感じの笑顔も、だんだん見せなくなり。

表情が暗く、うつのような感じになり・・・。


そうして、この間の夜勤。

反対チームの大部屋にいたはずの彼が、私のチームのCCUに入っていました。

レベルも下がり、酸素をし、モニターをつけて。

その夜、奥さんがずっと付き添い、私達は彼を看続けました。

急変時は、DNR。
血圧が下がっても、昇圧剤は使わない。人工呼吸器も、心臓マッサージもしない。
自然にまかせる。

朝、彼の呼吸がだんだん伸びはじめ、レベルがさらに下がり、奥さんに娘さんを呼ぶよう伝え。

ずっと120台だった心拍数が60台になり、血圧が測れなくなり。

かけつけた娘さんと、一晩一緒にすごした奥さんに手を握られながら、彼は最後の息をして、

そして、そのまま、次の息をすることはなく。



二日前、四人部屋で一緒だった患者さんが彼に面会したいとやってきていました。

「朝だし、どこか出かけてるかもしれない」と答え、状態が悪いということを知っていた彼は、それ以上何も質問せず、会うことなくそのまま帰っていきました。


いずれは、きっと彼も。

今入院している方も、そのうち誰か。

お見送りする日が、来るでしょう。


あまり患者さんに深入りすると、亡くなるときが辛いよ。

ある医師はそう言いました。

整形外科から移動してきた看護師は、「今まで退院する人は、みんな元気になってからだったのに」と言います。


看護師の仕事は、病気を治していく過程を手伝っていくこと。元気になるために。

それでもどうしても、どうしたって、治らない病気だってあります。

そんな彼らを、できるだけ苦痛なく、安心して笑っていられるように、私達に何ができるのか。


人間は、健康でも、病気を持っていても、誰だって必ず迎える最後の過程があります。

それを忘れずに、彼らと話し、笑い、手を握る。

いずれは迎える死を覚悟しながらそれでも日々を生きる彼らと向き合って、私達は看護師を続ける。


患者さんの死に慣れることは、決してないでしょう。慣れたらいけない。


深入りして、辛くたって。


私達はそれを抱えて、生きていくんです。



 彼らはきっと、私達を待っていてくれるはず。



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2007年9月14日金曜日

みしみし・・・


こんにちは。これから夜勤の都です。てかそろそろいかないとやばい・・・

タイトル、なんの音だと思います?


みしみし・・・


地響きの音ではございません。

歯です。 歯。

親知らず、抜いてきました・・・。

初めてですよ! 生まれて初めて親知らず抜きました。

最初麻酔さえ痛くて・・・でも先生が言うにはなんと33Gの針。細!!

でも痛いのよぅ・・・(;´∩`;)

で、先生「じゃ抜くよー」

・・・・・・(>人<)!!


みしみしみしみしっ!!


・・・・・・・・・・・∑(゜ロ゜)!?

なにこの音!?

「はい終わりーこれ噛んでてね」

と俵ガーゼ噛まされて。

麻酔効いてるから、痛くはなかったです。でも、でも・・・


なに、今の音。


「はい、とれたのこれだよ」

と先生が見せてくれた歯。

・・・でか。

写真のっけようかと思ったけど、さすがに見たくない人もいるだろうからやめときます・・・。

あれ、ほんとに機械で歯をつまんで引っこ抜くんですね。
覚悟してたけど、あの音ちょっとヒキました。。( 'ノω');

抗生剤と痛み止めをだしてもらいました。
麻酔切れてからちょっと痛かったけど、違和感のほうが強いです。


また消毒に行かなきゃ・・・ =3


上の歯は地面に埋めて、下の歯は屋根に放りましょ♪ ↓ワンクリックいただけると嬉しいです!
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2007年9月8日土曜日

安眠妨害、反対


またも夜勤明けの都です。

うちは二交代。日勤か、17時から翌朝9時までの夜勤か、どちらかになります。

ちなみにその間の休憩は夕食分の30分と仮眠の2時間。

皆さん、2時間で寝付けます? 

人によると思いますが、私は全く寝付きの悪いほうで・・・ほとんど夜勤の仮眠休憩で眠れることがありません。

なので、9時にあがって家に帰ってきてお風呂入って、それから爆睡。

でも3時間程度で起きちゃう・・・。

だけど。


ただいまの時刻、12時半。


今日帰ってきたのは、9時半。それからお風呂だのなんだのして、寝たのが10時半。


起きたのは、12時前。


いいえ起きたんじゃございません。 起こされました。(_ _♯) 


30分ほど前まで、私は友達と買い物をしている夢を見ていました。
これこれ! これが欲しかったの! と友達と騒いでる筈が。

遠くから、何かの物音・・・


・・・・・・ンポーン・・・・・・


音なんて気にするな! 今だ! 今が買い時だぁ!


・・・・・・ピーンポーン・・・・・・


さぁ! 買うぞ! 買ってしまえぇ!


・・・・・・コンコンコンコン!!


・・・・・・・・・。


ピンポーン!


・・・・・・・・・・・・。


ゴンゴンゴンゴンゴン!!!



・・・・・・・・・・・・・・・。


どこのどいつじゃ人の安眠邪魔する奴はゴルァヽ(#`Д´)ノ!!



というわけで、起こされました。


誰!? 誰よ!!  とインターホンモニター見てみると、若い女の人。
何度もインターホン鳴らして、ノックしてくる。

不審!!  この人不審!!

だって普通3回くらい鳴らして出なかったら諦めるでしょー。

というわけで、モニター見ながら動向を観察。だってパジャマだったし

神経質そうに指の爪見て髪をかき上げながら、その後も5回くらい鳴らして。
モニター越しにもわかるほど大きな
「ふんっ」という息を吐き、ハイヒールをカッカッカッと鳴らしながら、うちの前を去り。
今度はお向かいの部屋に向かって、
ピンポンピンポンピンポーン!!

・・・・・・不審・・・・・・この人不審・・・・・・

お向かいさんにも何度も鳴らして、いないと気付くには遅すぎるタイミングでまた去っていき、今度は別のマンションへ向かっていきました・・・。

勧誘か何かだったのか・・・しかし最初の部屋で絶対に周囲に気付かれて居留守使われると思うけど・・・


なんでもいいけど。


ショッピングドリーム付きの心地好い私の眠りを

返せェ~(っ`Д´)っ・:∴!!


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2007年9月4日火曜日

あなたのためを思って…


さてさて。お酒飲んで少しずつ浮上している都です。

先日、夜勤で点滴を4人ほどに抜かれた話を書きました。

そのうちの一人。

可愛らしいおばぁちゃまがいます。

90歳台なんですが、認知症は酷くなく、パーキンソンもあるので、どうしても手が震えちゃう。

そして声も震えちゃう。


「ぁあたし、ご飯が食べたたくくて・・・」


ご飯時になると声を震わせながら言います。

ご飯食べるときも、自分で食べるんですが・・・

カチカチカチカチ

どうしても、スプーンとお皿がかちかちしてしまう。

お手伝いしようと手を伸ばすと・・・

大丈夫・・・一人食べられます・・・」

と声を震わせてにっこり。

看護婦さんは忙しいんだから、手間をかけさせるわけにはいきません、と何度も彼女は繰り返します。

いや、心配なんだけど・・・(゚_゚i)

でもなんとか彼女、自分で食べて

「ぉおぃしかった・・・」

とやっぱりにっこり。


可愛い・・・(´ ▽`) きゃ


・・・とはいえ、そんな彼女もこの間の夜勤はちょっと頑張って不穏になってました。

夜中、ラウンドしていると・・・

 オムツだけ残し、全裸になった彼女が・・・∑(゜ロ゜) ぎゃ

案の定、左腕に入っていた点滴が・・・ない・・・。

「○○さん、点滴抜いちゃったの?」

い・・・抜ぃた・・・」

認めたな・・・( ̄‐ ̄);

「どうして抜いたんですか? 痛かった?」

仕方ないと思いつつ、どうしてもこの言葉は口に出ちゃいます。
なんで抜いちゃったのー( ´ノд`);

そしたら彼女。


「夜から、抜いてぉかなぃととぉ思って・・・貴方ために・・・


 ・・・・・・。


なるほど・・・夜は点滴を抜くと言うストーリーが彼女の中に。

そして自分が点滴を抜けば、看護師の仕事を減らすことができるという、彼女なりの思いやりが・・・!!!


ありがとう! ありがとう私のために!!


・・・・・・って


 素直には喜べませんから・・・_l ̄l○


毎回看護師に迷惑をかけてはいけないと、彼女なりに私達を思ってのこと。

怒るに怒れません・・・。

悪気があってじゃないから、もともと怒っちゃいけないですけどね・・・


とはいえ、さすがに4人目。ちょっと悲しかったです・・・(_ _lll)


でも彼女の笑顔に徐々に浮上♪ 
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2007年9月2日日曜日

やや、浮上







こんにちは。夜勤明けの都です。

前回から少し時間が空いてしまいました・・・ようやくちょっと浮上気味。

どうにも、やっぱり余裕がないと。駄目なようです。


写真は、桜木町で見かけたわんこ。

わかります? 服着てるんですけど、背中に羽根!

可愛い~(*´∀`*)


さて、昨日の夜勤は色々最悪でした。


二連休明けで行ったら、元気になりかけてた患者さんがイレウスでマーゲンチューブ挿入されてる。

もうすぐ退院だねと言ってた男の患者さんが、ナルコーシスでバイパップ(人工呼吸器のようなものです)装着、不穏起こしてる。

癌で脳にも転移してる方が、トイレに行くため何度もセンサーマット(足を下につけるとナースコールがなる機械です)を鳴らす。

患者さんの数は少ないのに、寝たきりの方がその半数以上を占めている。

バイパップのアラームは鳴り続け、不穏さらにUP。奥さん付き添ってるけど全く眠れない。

そんな中不穏の患者さんが「助けて~」と叫びながら点滴自己抜針。

真夜中に「便秘だから今、今なんとかして」と訴える患者さん。座薬をいれたら朝転倒。

そしてオンコールDrはあの医師B・・・。

でも昨日は助かりました。


不穏で点滴を抜かれた回数(人数かな・・・)、4回。そのうちのひとりがほんと、血管細くて入らず・・・
私ともう一人の看護師でも駄目で、でも禁飲食のひとだから朝まで干すわけにもいかず。
ナースステーションにはちょうど医師Bが!

ラッキー♪

でもこの先生でも入り辛く、何度か刺してしまいましたが、最終的にはなんとか入って安堵。
何度も刺して申し訳ない・・・でもお願いだから抜かないでね・・・と祈りながら朝まで仕事をしてました。
なんとか夜勤を終えて帰ってきて、お風呂入って10時半くらいに寝て、13時になんだか起きてしまい。

さて、家の掃除でもしようかなぁ。


もうちょっとで完全浮上だぁ! ↓クリックしていただけると浮上もUP♪

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